ホロライブ9周年の発表まとめ2026、TVアニメ「おでホロ」と新ユニット「アソビ★まわり隊!」
2026年9月7日でホロライブプロダクションが9周年を迎えた。この日カバー株式会社が新しいニュース番組「hololive Next」の第1回を配信して、TVアニメ化・新ユニット・新ロゴ・ブランドの統合・タレント向けの新配信アプリまで一気に出した。夜のXが #hololiveNext で埋まっていたのはこれが理由だ。
一連の発表は2027年9月7日の10周年に向けた「10周年カウントダウン」の一発目という位置づけで、特設サイトも同時に開いた。数が多いので、公式のニュースリリースを見ながら一つずつ整理していく。
構想5年のTVアニメ、出ているヒントは略称の「おでホロ」だけ
一番ざわついたのがこれ。ホロライブプロダクション初のTVアニメプロジェクトが動き出す。公式ポストによると構想から約5年で、アニメーション制作は「これまで数々のホロライブ公式アニメやMVなどを手掛けてきた」スタジオKAIが担当する。
ただ、今出ている情報は実質これで全部だ。タイトルもビジュアルも、誰が出るのかも公開されていない。公式が渡したヒントは略称の「おでホロ」という4文字だけで、リリースにも「ビジュアル情報や「おでホロ」の正体など、本アニメに関する詳細は後日配信予定の特別番組にて一挙公開いたします」と書いてある。今のところ、正解を知っているのは中の人だけということになる。
アニメ公式のXアカウントは @odeholo で、YouTubeチャンネルも同じ @odeholo。リリースでも「この“おでホロ”が一体何を意味しているのか、ぜひ「#おでホロ」をつけてXで投稿・予想をしてください!」と、正体を伏せたまま予想を公募している。伏せて煽るところまでが企画になっている。
予想は「おでかけホロライブ」に寄っている
#おでホロ を追いかけると、真面目な予想はだいたい同じところに着地する。「おでかけホロライブ」だ。
「おでかけホロライブとかかな?」という短いものから、「皆すでに言ってるけど『おでかけホロライブ』かなあポケモンGOみたいなやつかしら」と中身まで想像しているものまで並んだ。「テーマは色んな所「全都道府県」に出かけて、その所の人気な食べ物を食べて、人気なスポットを遊んで、人気なもの紹介みたいかんな」と、旅番組のフォーマットまで書き込んでいる人もいる。
もう一つ多いのが、「おで」を一人称として読む線。怪物っぽいしゃべり方のあれだ。「バケモノ「おで、ホロライブ、すき」」「おで…ホロすき…」といった投稿がずらっと続いて、「みんな考えること同じ」と自分でツッコんでいる人まで出ていた。
変化球もひととおり出ている。「おでこ of the ホロライブ」、「御伽話 de ホロライブ」、「ホロライブおでっせい」あたり。真剣に略語を分解しにいって「常微分方程式(Ordinary Differential Equation)ホロライブ」に到達している人もいた。答え合わせは9月23日にある。
約2年ぶりの新ユニット「アソビ★まわり隊!」
同じ番組で、新ユニットのデビューも決まった。名前は「アソビ★まわり隊!」。公式は「約2年ぶりとなる新ユニットデビュー決定」と書いていて、キャッチコピーは「ようこそウチらのアソビ場へ!」。
★と!が入るので検索するときに厄介な名前で、Xの投稿でも「アソビまわり隊」「アソビ☆まわり隊」と表記がばらけている。公式表記は「アソビ★まわり隊!」のほうだ。
メンバーはまだ1人も出ていない。リリースには「今回デビューを果たす新規タレントの情報や、「アソビ★まわり隊!」の今後の展開については、【2026年9月内】に続報として解禁予定です」とあるので、今月中にもう一段来る。続報用の公式Xアカウント @ASOBIMAWARITAI はすでに動いている。
「約2年ぶり」で数えると、前の新ユニットは hololive DEV_IS の FLOW GLOW にあたる。当時のプレスリリースによればデビューは2024年11月9日なので、そこから約1年10か月ぶりで、公式の言う「約2年ぶり」とだいたい合う。
反応で目立ったのは、先輩と後輩が繰り上がる話だった。ReGLOSSのときは「おぉついにholoxも先輩かぁ」、FLOW GLOWのときは「奏が先輩になる!?」、そして今回が「枢が先輩に!?!?!?」と、驚いてきた履歴を並べている人がいて笑った。新しい箱が増えるたびに、直近のメンバーがいきなり先輩側に押し出される。
コンセプトは何も出ていないので、「アソビまわり隊がどんなコンセプトなのか全く想像つかぬ」と素直に保留する人もいれば、「アソビ★まわり隊!はゲーマーズ的な位置づけなのかな?」とゲーム寄りを読む人もいた。名前の手触りについては「今までReGLOSSとかFLOW GLOWとかカッコつけた名前だったのに急にセンスがおニャン子クラブになってきたな」という感想も出ている。
ロゴの数字探しも始まった。「ReGLOSSもFLOW GLOWもロゴに7期生、8期生と思わせるような数字隠れてたから今度出るアソビまわり隊にもあるかな?って探してみた。」という投稿を筆頭に、「アソビまわり隊のロゴに隠された2つの「9」に見える部分」を指差す人が何人も現れている。9周年の日の発表なので確かめたくなるのは分かるが、数字については公式は何も言っていない。今のところファンの読みだ。
ロゴが新しくなり、ID・English・DEV_ISなどの垣根を越えてひとつの「ホロライブ」になる
ここは読み違えやすいので先に書いておく。誰かが辞める話ではないし、グループが無くなる話でもない。看板の付け方、つまりブランド構造の話だ。
リニューアル①が新しいプロダクションロゴ。公式は「これまでホロライブプロダクションの象徴として親しまれてきた「三角形」と「青色」を受け継ぎながら、新たなデザインへとアップデートしました」と説明していて、9月7日から順次使用を開始する。切り替えは一気にではなく、「公式サイトなどのオンライン上での展開を皮切りに、公式ショップ、ライブ・イベント、グッズなどについても順次新しいロゴへ切り替えていきます」という段取りになっている。
リニューアル②がブランドの統合。これまでは「「ホロライブ」ではホロライブインドネシア、ホロライブEnglish、そしてhololive DEV_ISなど、それぞれの地域やグループを軸としたブランド構造で活動してきました」という形だった。これを「これからは、地域やグループの垣根を越えて、すべてをひとつの「ホロライブ」として展開していきます」に変える。VTuberでいう箱の見せ方が変わるだけで、ホロメンが減るという発表ではない。
ビジュアルアップデートは一律ではない、1人目はときのそら
リニューアル③が所属タレントの「ビジュアルアップデート」の本格始動。ここは公式が先回りして釘を刺している。「なお、本プロジェクトは、すべてのタレントに対して一律に同じアップデートを行うものではありません。またビジュアルアップデートは、数年かけて順次実施予定です」という一文がリリースに入っている。
用意されているのは主に3パターンで、「今の姿の魅力を、さらに引き出す」「コンセプトに合わせて、衣装やモチーフを磨き直す」「より大きく、ビジュアルの印象をアップデートする」と幅がある。リリースには「一人ひとりに必要な表現や活動の方向性について本人と相談しながら、個別に検討していきます」ともある。全員が別人になるわけではなく、どの段階まで手を入れるかがタレントごとに違うという設計だ。
その1人目に選ばれたのが、「ホロライブプロダクションの1人目の所属タレントである、ときのそら」。9月7日の21時からお披露目ライブが配信された。その直後にアニメと新ユニットが立て続けに来たせいで、「そらちゃんのお披露目の記憶が鮮烈すぎて」「アソビ☆まわり隊!の事」「すっぽり記憶から抜け落ちてたわ」と書いている人まで出る密度になっていた。
タレント向けの新配信アプリ「hololive raku」
もう一つ発表されたのが新しい配信アプリ「hololive raku」。テーマは「いつものおうち配信が、もっときれいに、もっと楽しくなる。」で、リリースには「従来の生誕ライブ等で実現していたリアルな光の描写や質感の表現に留まらず、スタジオ配信やホロアース向けに構築されたハイクオリティなステージ、各種アイテムを、そのままご自宅での配信にも取り入れることが可能となります」とある。
一般ユーザーがダウンロードして使うアプリではなく、ホロライブプロダクションのタレント向けのものだ。ざっくり言えば、自宅からの雑談配信の画づくりがライブ会場の水準に寄る、という話になる。
答えが出るのは9月23日
とにかく1回の番組で出す情報量が多くて、リアルタイムで追っていた側も「ビジュアルアップデート!??!?」「TVアニメ化!??!?」「アソビ⭐︎まわり隊!!??!?」と処理が追いついていなかった。サザビーが星街すいせいカラーになったガンダムのコラボが発表されたのが8月末なので、9月に入ってからの詰め込み具合はなかなかのものだ。
次の山は9月23日(水・祝)の20時から21時まで配信される『おでホロ』情報解禁番組。出演は桃鈴ねね・尾丸ポルカ・雪花ラミィ・獅白ぼたんで、MCが白上フブキと大神ミオ。ここでタイトルもビジュアルも一挙に出るので、それまでは予想して遊ぶ期間ということになる。「おでかけホロライブ」派で行くか、一人称の「おで」派で押し通すか、決めたら #おでホロ に投げておくといい。