エンターグラム×ホロライブ新作の正体は博衣こより主演「コヨリニウム」
ゲームメーカーのエンターグラムが9月17日の朝10時、ホロライブ所属の博衣こよりが主演と監修を務める新作「コヨリニウム」の制作決定を発表した。あわせてティザーサイトも公開されている。投稿は昼前の時点で3,300いいねを超えた。
9月4日のシルエットが誰だったのか、ようやく分かった
この発表、いきなり出てきたわけではない。2週間前から引っ張られていた。
9月4日の夕方6時、エンターグラムは「hololive × エンターグラム 最新タイトルの制作が決定」と特報だけを打ち、詳細は9月17日から21日の東京ゲームショウで発表すると予告していた。このときの画像に写っていたのは人物のシルエットだけで、誰が主演なのかは伏せられたまま。それでも輪郭から博衣こよりではないかという見方は出ていて、予告の時点で6,500いいねを超えていた。
つまり今日の10時は、2週間ぶんの答え合わせだったわけだ。シルエットを見て名前を挙げていた人にとっては、けっこう気持ちのいい朝だったと思う。
分かったのは名前と主演だけで、中身はまだ出ていない
ただし、正体が判明したからといって全部出そろったわけではない。
公開されたのはティザーサイトで、そこに書かれているのは公式サイトが10月22日にオープンする予定だということくらい。ゲーム本編がどんなジャンルなのか、どの機種で出るのか、いくらなのか、いつ発売なのかは、いずれもまだ公表されていない。権利表記は COVER と ENTERGRAM が並んでいて、ホロライブ側と発売元の共同という座組みが読み取れる程度だ。
会期中の幕張メッセでは、キービジュアルの大型展示と直筆サイン入りスタンディが置かれ、本人からのスペシャルメッセージ動画も流れる。名前だけ先に出して現地に足を運ばせる作りになっている。東京ゲームショウ2026では『モンハンワイルズ:アセンダンス』の世界初プレイアブル出展のような手触りを試せる展示もあるので、そちらと比べるとコヨリニウムはまだ入り口が開いた段階だ。
エンターグラムのホロライブものはこれで4作目
エンターグラムがホロライブのタレントを主演に据えるのは、今回が初めてではない。過去に3本出ている。
1本目が『あくありうむ。』で、主演は湊あくあ。PS4と Nintendo Switch で2022年10月27日に発売され、1年後の2023年10月26日に Windows・Steam 版が追いかけた。
2本目が『おかゆにゅ~~む!』。こちらは猫又おかゆ主演の恋愛アドベンチャーで、2025年2月に Nintendo Switch・PS4・Windows で出ている。価格は完全生産限定版の hololive Official Edition が14,300円、完全生産限定版が9,900円、ダウンロード版が2,970円(いずれも税込)。いちばん高い版とダウンロード版で4倍以上の開きがあるのは、ドラマCDやタペストリー、アクリルグッズを積んだ限定版が本体という作りだからだ。
3本目が同じ猫又おかゆ主演の『おかゆにゅ~~む!R』で、今年の3月26日に発売されている。青森を巡るデートが題材で、PS4・Nintendo Switch・Windows向け。こちらは通常版3,828円という手を出しやすい版も用意された。
この並びを見ると、コヨリニウムもノベル寄りのアドベンチャーに落ち着きそうではある。ただ前3作と同じ型になるとは限らないので、10月22日の公式サイトを待つのが確実だ。
主演だけでなく「監修」にも名前が載っている
今回の発表で目を引いたのが、主演と監修が並んでいることだ。声を当てるだけでなく、中身の作りにも本人が関わる形になる。
博衣こよりは2021年11月28日にデビューしたホロライブ6期生「秘密結社holoX」のメンバーで、公式プロフィールでは研究者という設定になっている。ファンネームは「こよりの助手くん」、イメージカラーは「こよ色」。タイトルの「コヨリニウム」が元素名っぽい響きなのも、研究者という立ち位置と、発表ポストに試験管の絵文字が添えられていたことを見れば狙いは分かりやすい。助手くんからすると、研究室に呼ばれた側になるわけだ。
ホロライブまわりは9周年の発表まとめでアニメや新ユニットが出たり、一番くじの RPG Style が出たりと動きが続いている。ゲーム本編の情報は10月22日に開く公式サイトからになりそうなので、気になる人はその日を空けておくといい。