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にじさんじ×ホカロンが2026年9月7日発売、437円前後で叶・葛葉・笹木咲・椎名唯華の4話が必ず聴ける

2026年9月7日 ・ トレンド「にじさんじ ホカロン にじホカロン 2026」より

「ロッテのホカロンとコラボさせていただきました!」。葛葉がそう投稿したのは9月7日の12時ちょうどで、1時間半でいいねが1万を超えた。

中身は使い捨てカイロだ。ロッテの「ホカロン」に、にじさんじの叶、笹木咲、椎名唯華、そして葛葉の4人が載った限定パッケージが、同じ9月7日から全国で売り出されている。まだ9月の頭で、外は普通に暑い。

二次元コードから聴けるのは4話で、しかも「必ず聴ける」と書いてある

このコラボの本体は、パッケージのイラストより中のほうにある。

ロッテのリリースはこう書いている。「対象商品の内側にある二次元コードを読み込むと、にじさんじ所属のライバー4名(叶さん、葛葉さん、笹木咲さん、椎名唯華さん)の「オリジナルエピソード」(4話)が必ず聴けるこの冬だけの限定商品です」

読みどころは「必ず」のところだ。4人ぶんのエピソードが4話あって、それが必ず聴ける。1個買ったら1人ぶんが当たる、という書き方はどこにもしていない。グッズ系のコラボだと中身がランダムで、推しを引くまで買い足すことになりがちだけれど、今回は当たり外れの話ではないらしい。8枚入りを1個買えば、4話ぜんぶに手が届く形になる。

商品特徴のほうにも「ここでしか聴けない4名のオリジナルエピソード。商品パッケージ内側の二次元コードから、WEBでお楽しみください」と書かれている。聴く場所はWEBなので、アプリを入れる必要もない。

ちなみにリリースは「QRコード」ではなく「二次元コード」で通している。QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標で、企業のリリースやテレビの表示が「二次元コード」になっているのはよく見かける書き方だ。ロッテがなぜこの表記にしたかは書かれていないので理由までは分からないけれど、ホカロンだけが特別にお堅いわけではない。

コラボしているのは「通常品のホカロン」だけで、温MOISTと温DRYは入っていない

リリースには、リード文のすぐ下にわざわざ注記が付いている。「*「通常品のホカロン」コラボパッケージ商品です。「ホカロン温MOIST」「ホカロン温DRY」ではありません」

つまり、店でホカロンの棚を見て「温MOIST」「温DRY」と書かれたパッケージを掴んでも、それはコラボ商品ではない。二次元コードも付いていない。今回のコラボは通常品のホカロンのラインだけで動いていて、名前が似ている派生品は対象外という線引きになっている。

ここを先に潰しておくと買い物が早い。探すのは「にじさんじホカロンミニ8P」と「にじさんじホカロン貼るミニ8P」の2つで、どちらも8枚入り。貼るタイプと貼らないタイプの2択なので、服の内側に貼りたいなら「貼るミニ」のほうを取る。

437円前後はあくまで想定で、オープン価格だから店によって値段が変わる

価格の欄に書かれているのは「オープン価格(想定小売価格437円前後(税込))」で、437円という数字そのものはロッテが決めた売値ではない。オープン価格は小売店が自分で値段を付ける方式なので、同じ「にじさんじホカロンミニ8P」でも、コンビニとドラッグストアで違う金額が付いていておかしくない。

400円台前半で置く店もあれば、500円近くになる店もありうる。「あそこは高かった」という話が出たとしても、それは店ごとの判断であって、値上げされたわけではない。8枚入りなので1枚あたりは55円くらい、と考えると、カイロとしては普通の価格帯に収まっている。

販売エリアは「全国」とだけ書かれていて、どのチェーンで扱うかはリリースに出ていない。発売初日の時点では、ファンが心当たりの店を手当たり次第に見に行っている段階だった。「近所のセブンにはにじホカロン売ってなかった🥹」という報告もあれば、「ウエルシア行ったらあるかな、にじさんじホカロン。」とドラッグストアに賭ける人もいて、まだ地図が出来上がっていない。

4人という枠がとにかく狭い

にじさんじのコラボは、参加ライバーが3桁になることも珍しくない。9月11日に売り出されるお仕えボイスと約束ボイスは、2本合わせて220名ぶんが並ぶ規模だ。それと比べると、今回のホカロンは叶、葛葉、笹木咲、椎名唯華の4人しかいない。

4人枠のコラボは他にもあって、10月から始まるスイパラのコラボカフェ第16弾も4人だった。あちらは4人とも同じユニットのメンバーだったが、今回の4人にそういう分かりやすい括りは公表されていない。

笹木咲の投稿だけ、少し様子が違う。

告知をひとしきり書いたあと、最後に「さくゆいはあります。」とだけ足してある。何が「ある」のかは本人が説明していないし、ロッテのリリースにもその言葉は出てこない。説明抜きで置かれた一行で、通じる人には通じる、という書き方になっている。

叶と葛葉が一緒に入っているのも、2人の名前を並べて見慣れている人には引っかかるところだと思う。人選の理由は公式からは何も出ていないので、パッケージを見て各自が納得するしかない。

ホカロンがロッテだと知らなかった、という反応

コラボの中身とは別のところで「へぇ」が出ている投稿もあった。「Amazonで普通に買えるんだ っていうのと、ホカロンってロッテだったんだ?」という投稿があって、確かにガムとチョコの会社が使い捨てカイロを売っていると言われても、すぐには結びつかない。

ホカロンが売り出されたのは1978年だ。ラジオ関西の取材記事でロッテの広報が答えているところによると、当時ロッテと脱酸素剤で取引のあった企業から今の使い捨てカイロの原型と言える品質の提案があり、その相手が販路を持っていなかったので、ロッテが商品サイズやデザインやネーミングに関わって自社で売ることになったという。ネットでよく見る「世界で初めて使い捨てカイロを作ったのはロッテ」のほうは、同じ記事で広報が「都市伝説のようなもので事実ではありません」と否定している。

そのホカロンも今年で48年目で、今回のリリースでも「携帯カイロの定番『ホカロン』ブランドの通常品から」という書き方をされている。定番の側からVTuberに寄せてきた形になる。

発売初日の反応

葛葉の投稿はロッテ公式のポストを引用する形で出ていて、そのロッテ公式のほうも「本日9月7日(月)は、にじさんじコラボのカロンが新発売📣📣」からいいね6千台まで伸びていた。

ファンの反応でよく見かけたのは、季節に対するツッコミだ。「にじホカロン🥹 気が早い〜〜☃️ ボイス聞きたい〜☃️☃️」「コラボお知らせ感謝デス 冬が待ち遠しいな💓」と、カイロを買う気持ちが先に来てしまった人が並んでいる。9月7日はまだ暑い。

商品の中身に反応している人もいて、「にじホカロン、437円前後(仮)で「オリジナルエピソード」全4種が必ず聴けて、映像?付きっぽくて、パケもあって、神メンバーなの神」と、値段のわりに詰まっている、という見方が出ていた。パッケージのイラストを見て「葛葉さん、眼鏡かけてない😳歯医者行くから、帰りに見てくる‼️」と、その日のうちに寄る予定を立てている人もいる。

にじさんじのコラボはむしさんじの害虫対策配信のようにファンの内側で完結するものも多いけれど、ホカロンはコンビニやドラッグストアの棚に普通に並ぶ日用品だ。名前を知らない人の目にも入る場所に置かれることになる。

この冬だけの限定商品と書かれている以上、シーズンが終われば棚から消える。ホカロンの棚を通りかかったら、「温MOIST」「温DRY」ではないほうを見てみてほしい。詳しい商品情報はロッテのニュースリリースPR TIMESの配信に出ている。

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