遊戯王「ジャベリンビートル」リメイクの名前は「盟約のジャベリンビートル」
2000年の儀式モンスター「ジャベリンビートル」が、26年ぶりに新しいカードになった。名前は「盟約のジャベリンビートル」で、専用の儀式魔法がなくても出せる作りになっている。
公開したのは遊戯王OCGの公式X。9月29日の21時に、10月31日発売の基本パック『IMMORTAL PHOENIX(イモータル・フェニックス)』の収録カードとして告知した。投稿には「発売まであと32日」の一文も添えられている。
元祖は2000年の儀式モンスター
元の「ジャベリンビートル」は、2000年3月23日発売の「DARK CEREMONY EDITION」に入っていたカードだ。レアリティはスーパーレアで、レベル8の昆虫族・儀式モンスター。攻撃力は2450、守備力は2550だ。
ただし、出すまでが大変だった。公式カードデータベースのテキストはこうなっている。
「ジャベリンビートルの契約」により降臨。場か手札から、星の数が合計8個以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
つまり、同じパックに入っていた儀式魔法「ジャベリンビートルの契約」を手札にそろえ、さらに星8つ分の生け贄も用意する必要があった。本体と魔法の2枚を引かないと始まらないので、儀式モンスターらしい重さのカードだったわけだ。
新カードは儀式魔法いらず
今回の「盟約のジャベリンビートル」(IMPH-JP029)は、地属性・昆虫族のレベル8。攻撃力2450・守備力2550は元のカードとまったく同じ数字だ。
変わったのは降臨の条件だ。カードの1行目は「盟約のジャベリンビートル」により降臨で、儀式魔法の名前が自分自身の名前に置き換わっている。①の効果はこう書かれている。
①:自分・相手のメインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から昆虫族の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
カードテキストを読むと、手札で見せるだけで儀式召喚の処理まで自分でやってくれる形だ。儀式魔法の役目をカード自身が引き受けているので、「契約」を別に引いてくる必要がない。
しかも発動できるのは自分のターンだけでなく、相手のメインフェイズでもいい。そのかわり、このカード名の①はデュエル中に1度しか使えないという強めの制限が付いている。
②で同じ縦列を1枚破壊
儀式召喚に成功したときの効果が②だ。
②:このカードが儀式召喚した場合、このカードと同じ縦列の他のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、このカードの攻撃力は600アップする。
破壊できれば攻撃力は2450から3050になる。回数の制限が書かれているのは①だけで、②には縛りの文言が付いていない。
同じパックに昆虫族の儀式テーマ
『IMMORTAL PHOENIX』は1パック5枚入りで198円(本体価格180円)。公式の商品ページでは、昆虫族とドラゴン族がカギになる儀式召喚テーマ「リインゼルム」の登場も予告されている。
盟約のジャベリンビートルとリインゼルムがどうつながるのかは、今のところ公式からは説明されていない。①で呼べるのは「昆虫族の儀式モンスター」なので、組み合わせを考えたくなるのは自然な流れだ。
同じパックには、原作のバトルシティ編に出てくる「闇マリク」をイメージした新テーマ「太陽神」も入る。遊戯王の新規カードの出方については、9月に公開された方界の新規7枚の記事も並べて読むと分かりやすい。
反応は「懐かしい」と「強い?」
公開直後から、Xには名前を呼ぶだけの投稿がずらっと並んだ。
- 「ジャベリンビートル!ジャベリンビートルじゃないか!」
- 「ジャベリンビートルなつかしすぎィ!!」
- 「ジャベリンビートルさん!?」
昔からのファンには、効果の書き方そのものが刺さったようだ。
コレね、儀式魔法(契約)を介さずに場にジャベリンビートルを出せるって十数年前に結んだ契約を忘れずに闘ってくれてるって事なんですよ さすがに熱すぎる
リインゼルムとの関係を先読みする人もいた。リインゼルムの儀式に地属性の枠が無く、そこにジャベリンビートルを入れようとネタにされていたら本人が来た、という投稿もある。
性能の見方は人によって違う。「あれ?もしかしてこのジャベリンビートル強い?」と相手ターンに出せる点を推す声がある一方で、「デュエル中1回だけ」の制限を気にする声も出ていた。
気の早い人はもう次のリメイク候補を挙げていて、「ガルマソードのリメイク」を待つ投稿もあった。
発売は10月31日
「盟約」と旧名の「契約」がどういう関係なのか、公式はまだ語っていない。儀式魔法の名前から降臨していたカードが、26年たって自分の名前で降臨するようになったのは確かだ。
元のカードのテキストは公式カードデータベースの「ジャベリンビートル」と「ジャベリンビートルの契約」で今も読める。昆虫族といえば、dアニメストアの駅広告に混ざったインセクター羽蛾の記事もあわせてどうぞ。