遊戯王「ORIGINAL ARTWORK COLLECTION」ゲオ予約の正体は抽選
公式の遊戯王OCGアカウントが9月16日の21時、スペシャルパック「ORIGINAL ARTWORK COLLECTION」の収録カードを1枚公開した。出てきたのは「死の世界の支配者-ダーク・ネクロフィア」で、投稿には発売まであと10日というカウントダウンも添えられていた。原作『遊☆戯☆王』のカードやシーンをモチーフにしたパックで、発売日は9月26日の土曜日だった。
で、この手のパックで真っ先に調べたくなるのが予約だと思う。ところが「遊戯王 ORIGINAL ARTWORK COLLECTION 予約」で追いかけていくと、ふつうの取り置きではなく抽選の案内にぶつかる。
ゲオの「予約」は抽選販売で、受付はもう終わっている
ゲオが出したお知らせに理由がはっきり書いてある。「発売日当日分につきましてゲオグループでは、転売対策として抽選販売のみとさせていただきます。」ということで、店頭に並んで買う形でも先着の予約でもなく、応募して当たった人だけが買える方式になった。
肝心の応募期間は「8/31(月) 11:00 ~ 9/3(木) 17:59」で、1人1点1回まで。つまり発売10日前の時点で、ゲオ経由の当日分はすでに受付が閉じている。あとから「予約どこ?」と探しても、少なくともゲオには入口が残っていなかった。
応募のタイミングで有利不利が出ないよう、応募した日時や順番で当選確率は変わらないとも書かれていた。11時ちょうどにアクセスを集中させない狙いだろうし、実際に応募は専用サイト側で受け付けている。
カードショップのカードラボも店舗ごとに抽選予約を案内していて、札幌が9月1日から6日、博多マルイが9月2日から9日と、受付期間が店単位でバラバラだった。同じ商品でも窓口ごとに方式も締切も違うので、「予約」とひとくくりにすると取りこぼす。
応募条件が地味にきつい、Pontaと本人確認書類
ゲオの抽選は、応募のハードルそのものが高めに置かれている。条件はこの2つだ。
- 店舗レンタル会員機能を追加したPontaカードを持っていて、ゲオアプリとPonta会員IDを連携済みであること
- 当選後の購入時に、本人確認書類と店舗レンタル会員機能付きの会員証を提示できること
レンタル会員機能の追加は店頭での手続きが必要なので、思い立ってその場で応募、というわけにいかない。さらに今回から代理購入のルールも変わっていて、これまで事情次第で家族への販売に応じるケースがあったところを、理由を問わず「ご当選されたご本人様のみへの販売」に統一している。
細かいところだと、応募画面の姓名欄には連携中のPontaカードの名義が自動で入る。本人確認をスムーズにするためで、旧姓のまま登録していると当日ひっかかる。応募完了後の修正はできないと念押しされているのも、名義で弾かれる人を減らしたいからだろう。
転売対策はどこの店もやっているが、ゲオはポケモンカードの抽選販売でも同じ座組みを回している。カードゲームの新弾でこの方式が続いているあたり、今回だけの特別対応ではなさそうだ。
目玉のMANGA-STYLEカードは30種、モノクロもカラーも実戦で使える
商品としての目玉は「MANGA-STYLEカード」で、原作のカードデザインを再現した仕様になっている。公式の説明では「モノクロ版とカラー版の2種があり、どちらも公式のデュエルで使用可能だ。」とのこと。見た目が原作準拠でも観賞用ではなく、そのままデッキに入る。
扱いも既存カードと揃えてある。同一名称として扱うのでデッキに3枚まで入れられて、種族・属性・レベル・攻撃力・守備力・効果も既存のカードと同じものとして扱う。要するに、手持ちのカードを原作の絵柄に差し替えて実戦投入できるということだ。原作を読んでいた人ほど刺さる作りだと思う。
1箱では100種そろわない、さらに上の仕様も別にある
パックの中身を見ていくと、コンプ狙いはかなり厳しい。公式ページが「1箱で100種類全部は揃いません。」と先に書いてしまっているくらいで、1パック4枚入り×15パックなら1箱60枚。単純計算でも100種には届かない。
しかも上振れの枠が別に用意されている。ウルトラレアのうち10種類にはシリアルNo.付きのグランドマスターレア仕様が存在して、さらに全カードのうち38種類にプリズマティックシークレットレア仕様がある。その38種のうち10種は「オーバーフレームカード」だ。狙った1枚を引き当てる難易度は、種類数から受ける印象よりだいぶ上になる。
価格は1パック396円なので、15パック入りの1箱なら5,940円(396円×15パックの単純計算)。公式ページに1BOXとしての価格表示はないので、店頭やネットの値付けはこれより上下する可能性がある。
遊戯王まわりだと11月発売のコンセプトパックに入る「方界」の新規カードも公開されたばかりで、秋は情報が渋滞している。グッズ方面では高橋和希原画展のラインナップも増えていた。
発売後、再販の告知はまだない
パックは予定どおり9月26日に発売された。10月8日時点で、公式の商品ページには発売日と価格が載っているだけで、再販や追加出荷の案内は出ていない。
ゲオのほうは、ゲオオンラインのお知らせ一覧からこの抽選の告知がすでに外れている。いま並んでいるのは10月発売のポケモンカードやONE PIECEカードの抽選で、遊戯王の当日分の受付が再開した形跡はない。
発売後に公式が動かしているのは、開封動画の投稿キャンペーンのほうだ。キャンペーンページによると条件はこうなっている。
- 期間は9月26日(土)から10月11日(日)23:59まで
- 公式X(@YuGiOh_OCG_INFO)をフォローし、「#遊戯王オリジナルアートワークコレクション開封」を付けて開封動画を投稿する
- 抽選10名に「ORIGINAL ARTWORK DUEL SET」の遊戯編・海馬編・城之内編の3種類セット
- 当選者には10月中に公式XからXのチャットで連絡がある
パックを買えた人は、開けるところを撮っておけばもう1回チャンスがある。買えなかった人は、公式の商品ページとXで再販の告知が出るかどうかを待つことになる。