「人面犬」とは?意味・由来(1990年前後に流行した都市伝説)を解説
平成初期を代表する都市伝説といえば「人面犬(じんめんけん)」です。人間の顔をした犬という、名前そのままの怪異を指します。
「人面犬」とは?
語られる目撃談は、大きく2パターンあります。ひとつは深夜の高速道路を猛スピードで車に追いすがってくるタイプ。もうひとつは、繁華街でゴミ箱をあさっていて、声をかけると「ほっといてくれ」としゃべって立ち去るタイプです。
とくに後者の「ほっといてくれ」はインパクト抜群で、怖さよりもどこか脱力してしまうおかしみがあります。この“ちょっと笑える不気味さ”が、人面犬が幅広く親しまれた理由でもあります。実在の証拠は見つかっておらず、都市伝説、あるいはUMA(未確認生物)の一種として語られています。
由来・ブーム
火付け役は、1989年8月発売のティーン向けファッション誌に載った目撃談とされています。そこからテレビのバラエティやラジオがこぞって取り上げ、1989〜1990年ごろに全国的な大ブームに発展しました。メディアがうわさを増幅させて広げた典型例として知られ、都市伝説がどう育っていくかを示す好例にもなっています。
使い方・例文
- 「人面犬の『ほっといてくれ』、なぜか今でも刺さる」
- 「平成初期の都市伝説といえば人面犬」
- 「怖いのに笑える、絶妙なバランスの怪異」
関連する言葉
人面犬はメディアが広げた都市伝説の代表例です。同じく昭和〜平成に子どもを怖がらせた口裂け女やテケテケともあわせてどうぞ。