「口裂け女」とは?意味・由来(1979年に流行した都市伝説)を解説
昭和を代表する都市伝説といえば「口裂け女(くちさけおんな)」です。大きなマスクで口元を隠した女性が、下校中の子どもに声をかけてくる、というお話です。
「口裂け女」とは?
語られる筋はこうです。マスク姿の女性が「私、きれい?」と尋ねてくる。答えに迷っていると、マスクを外し、口が耳元まで大きく裂けた顔があらわれる。どう答えても追いかけられてしまう、という逃げ場のなさが恐怖の核でした。
さらに、「ポマードと3回唱えると逃げられる」「べっこう飴が好き」といった“対処法”がセットで語られたのも特徴です。怖い存在に弱点や攻略法が付くのは都市伝説の定番で、子どもたちはこの手の情報を真剣に共有し合いました。
由来・広まり
発端は1978年末の岐阜県とされ、地方新聞で紹介されたことをきっかけに、1979年の春から夏にかけて全国へ拡散しました。当時の小中学生に与えた恐怖は大きく、地域によっては集団下校やパトカーの出動騒ぎまで起きる社会現象に。ところが夏を過ぎると急速に沈静化し、うわさは静かに風化していきました。以後も映画や漫画で繰り返し題材にされる、都市伝説の“顔”のような存在です。
使い方・例文
- 「口裂け女、子どもの頃は本気で下校が怖かった」
- 「弱点が『ポマード』なの、今思うとシュール」
- 「昭和の都市伝説といえばまず口裂け女」
関連する言葉
口裂け女は学校を舞台にした都市伝説の象徴的存在です。同時期に広まったテケテケやコックリさん、後年ネットで生まれたきさらぎ駅ともあわせてどうぞ。