「キリ番」とは?意味・元ネタ(アクセスカウンタ)を解説
「やった、ちょうど10000番踏んだ!」。個人サイトが花盛りだったころ、アクセスカウンターの数字がキリのいい数になる瞬間を、みんなが心待ちにしていました。その“おいしい番号”を指すのが 「キリ番(キリバン)」 です。
「キリ番」とは?
「キリ番」は、「切りのよい番号」を略した言葉。おもに、ウェブサイトの訪問者数を表示する アクセスカウンターが、キリのいい数字になることを指します。
キリ番の例としては、10000などの「10の累乗」、11111などの「ゾロ目」、12321などの「回文数(ミラ番)」、4649(ヨロシク)のような「語呂合わせ(ゴロ番)」などがあります。
元ネタ・由来(個人サイトとアクセスカウンター)
2000年ごろ、同じ趣味の人と交流するために、個人でウェブサイトを運営する人がたくさんいました。その多くがサイトに「アクセスカウンター」を設置しており、閲覧者が増えるのを楽しみにしていました。
そこから、カウンターがキリ番のときに訪れた人を祝う文化が生まれます。キリ番のタイミングで訪れることを 「キリ番を踏む」と言い、踏んだ人(キリ番ゲッター)は、サイト主にイラストや小説などをリクエストできるという“ごほうび”が定番でした。逆に、踏んだのに報告しない「踏み逃げ」を禁止するサイトもあり、それはそれで議論を呼ぶこともありました。
使い方・例文
- 「キリ番踏んだのでリクエストします」
- 「11111、ゾロ目でキリ番だ!」
- 「踏み逃げ禁止のサイト、懐かしい」
関連する言葉
個人サイト全盛期を象徴する、懐かしのネットスラング。掲示板の書き込み番号にまつわるイッチや、初見に要約を求める今北産業とも、同じ時代のネット文化から生まれた言葉です。