「パペットスンスン」エイトザタラソのコラボ、購入はひとり1商品につき1点
ヘアケアブランドのエイトザタラソが、パペットスンスンと初めて組んだ。スンスン、ノンノン、ゾンゾンの3人がボトルに描かれた限定デザインで、ステラシード公式オンラインストアの先行発売が9月14日の15時からスタートしている。ブランド公式アカウントの告知は同じ日の11時4分に出た。
告知は投稿から6時間ほどで23万回以上表示されて、いいねは4,000超、リポストは1,100超。数字の中で目を引くのはブックマークの866件で、リプライ8件よりずっと多い。騒ぐより先に「15時になったら買う」と手元に取っておいた人がそれだけいた、という並びになっている。
中身は7種類、デザインで数えると8つある
公式リリースに並んでいる商品名を数えると8つ。ただし中身で数えると7種類になる。いちばん高いモイストのシャンプー&トリートメントのキットだけ、同じ中身でデザインが2パターンあるからだ。
- エイトザタラソ モイストシャンプー&モイストトリートメント スペシャルキット A/3,190円(全国版)
- 同キット M/3,190円(マツモトキヨシ・ココカラファイン限定デザイン)
- リペアショット&EXモイスト 美容液オイル/1,595円
- ジェントルリペア&モイストチャージ 美容液ヘアミルク/1,595円
- ポイントフィクサー 美容液ジェル/1,210円
- エイトザタラソ ユー シャンプー&ヘアトリートメント スペシャルキット/3,410円
- ユー シルキーヘアオイル/1,705円
- ユー エクストラスリーク 集中ヘアマスク/1,705円
すべて税込。前半5つがエイトザタラソ本体、後半3つがジェンダーレスで使えるシェアードライン「エイトザタラソ ユー」のほうだ。キットはどちらも475mLのシャンプーとトリートメントが2本セットになっている。
AとMの違いは中身ではなくパッケージの絵柄と、置いてある店。公式アカウントの告知にも、全国発売の10月9日から「マツモトキヨシ・ココカラファイン限定デザインも同時発売」と書かれている。全部そろえたい人にとっては、7種類と思って数えていると1個足りなくなるところ。
ちなみにこのドラッグストア限定枠、エイトザタラソでは初めてではない。今年1月に出したマイメロディとの初コラボも、マツキヨ・ココカラファインでの数量限定販売だった。4月のクロミのコラボはスギ薬局限定で、チェーンごとに絵柄を変える売り方がここ1年ですっかり定着している。
ひとり1商品1点の制限は、ドラクエで一度やってから出てきた
今回の告知でいちばん実務的に効くのが購入制限で、リリースには「ご購入は、お一人様1商品につき1点までとさせていただきます」とある。先行発売の初日からこの条件が付いている。
ここが読みどころで、エイトザタラソは5月にドラゴンクエストとの初コラボを出している。ホイミスライムがポンプの頭になっているボトルで、シリーズ40周年記念という強い看板付き。ECサイトでの発売は6月24日だったが、ファミ通の記事によると予想を上回る反響で販売直後に完売した。そのあと7月15日12時30分から再販、さらに3商品は7月22日から8月4日まで受注生産の受付という流れになっている。制限の「1商品につきひとり1点まで」が出てきたのは、この再販のタイミングだ。
つまり今回は、前回そこでつまずいた分を最初から織り込んでいる格好になる。もっとも、それで足りるかは別の話で、告知のリプライには「ドラクエコラボの二の舞になるので受注販売してください」という要望も付いていた。買う側からすると、制限より先に数を用意してほしいというのは正直なところだと思う。
ドラクエのときより、同じ中身のキットが110円高い
並べて気づくのが値段で、ドラクエコラボと今回はほぼ同じ商品構成なのに金額が違う。
| 商品 | ドラクエ(5月) | パペットスンスン(9月) |
|---|---|---|
| モイストのシャンプー&トリートメント キット | 3,080円 | 3,190円 |
| リペアショット&EXモイスト 美容液オイル | 1,540円 | 1,595円 |
| ユー シャンプー&ヘアトリートメント キット | 3,300円 | 3,410円 |
| ユー シルキーヘアオイル | 1,650円 | 1,705円 |
キットが110円、オイルが55円ずつ上がっている。間に何があったかというと、ステラシードが8月25日に出した価格改定のお知らせで、9月1日からエイトザタラソのMOIST/SMOOTH/ユーの各シリーズなど全32品の価格を改定している。理由として挙げられているのは、中東地域の地政学的リスクを背景としたエネルギー・原材料・国際輸送費の上昇と、ペルシャ湾周辺の物流不安定化によるサプライチェーンへの影響だ。
コラボデザインは中身が通常品と同じなので、改定をまたげば当然その値段で出てくる。シャンプーのボトルの値段が湾岸の物流の話で決まっていると言われると、なかなかスケールの大きい理由ではある。
サンリオが続いていたコラボ枠に、スンスンが入った
エイトザタラソのキャラコラボはポケモンで始まって、そのあとはほぼサンリオで回っていた。発表の月で並べるとこうなる。
- 2023年3月 ポケモン(キャラコラボの1発目)
- 2023年9月 ハンギョドン(サンリオとは初)
- 2024年5月 ポケモン 第2弾
- 2024年10月 ハンギョドン 第2弾
- 2024年11月 リトルツインスターズ(キキ&ララ)
- 2025年2月 ハローキティ
- 2025年9月 エイトザタラソ ユー × ハンギョドン
- 2025年11月 シナモロール
- 2026年1月 マイメロディ
- 2026年4月 クロミ × スーギー&スーニャ
- 2026年5月 ドラゴンクエスト
- 2026年9月 パペットスンスン
サンリオの列にドラクエが割り込み、その次がスンスンという流れ。人形劇のパペットがシャンプーのボトルに乗るところまで来たわけで、スンスンという存在そのものを追いかけている人にはまた一段の出来事だと思う。
スンスン側も2026年はずっと何かと組んでいる。8月28日にはハッピーセットにシール全4種で初登場して、11月には渋谷ヒカリエと梅田ルクア サウスに初の常設店が開く。音楽のほうでもデビュー曲「とてと」がストリーミング5,000万回を超えたところだ。今年に入ってから、スンスンを一度も見ずに1か月を過ごすほうが難しい。
反応
告知に付いた声は、感想より段取りの話が中心だった。
「モイストセットパケ買いかな」から「今のうちに会員登録をしておきましょー」まで一息に書いている人がいて、15時までに公式オンラインストアのアカウントを作っておこう、という呼びかけになっていた。ドラクエのときに買えなかった人なら、会員登録で数分もたつくのが痛いのは想像がつくと思う。さきほどの「受注販売してください」も同じ方向の反応で、どちらも「かわいい」より先に「どうやって確保するか」を話している。
リプライ8件に対してブックマーク866件という比率も、そのへんの温度を表している。盛り上がって騒ぐタイプの告知ではなく、黙って15時を待つタイプの告知になっていた。
確保の心配は当たっていて、公式オンラインストアの商品ページを9月14日の17時半に見ると、オンラインで買える7つのうちモイストのスペシャルキットAとポイントフィクサーの2つがもう「SOLD OUT」になっている。開始から2時間半でこれなので、「カゴに入れている間にポイントフィクサー完売してました」というリプライも付いていた。
先行発売は9月14日の15時から、ロフト・プラザは9月18日、全国のバラエティショップやドラッグストアは10月9日から順次。マツキヨ・ココカラファインの限定デザインも10月9日に合流する。ひとり1商品につき1点なので、家族ぶんまとめて、という買い方はできない。オンラインで逃した分は、10月9日からの店頭発売を待つことになる。