テレ東「キテレツキテル!」は毎週月曜の深夜24時30分から、特番の疑問符が取れた
テレビ東京が9月17日に開いた10月編成説明会で、5人組グループ KEY TO LIT の初のレギュラー冠番組『キテレツキテル!』の放送枠が発表された。初回は10月12日、枠は毎週月曜の深夜24時30分から。テレビ欄の表記でいうと「深0:30」の並びに入る。番組公式アカウントの告知がこれだ。
特番の疑問符が取れて、初の冠レギュラーに
この番組、ゼロから始まった新番組ではない。今年6月に2週連続で放送された特番『キテレツキテル!?』が元になっていて、レギュラー化にあたってタイトルの末尾から疑問符が1文字ぶん減った。「キテル!?」と首をかしげていたのが「キテル!」に変わったわけで、昇格の中身がそのままタイトルに出ている。ロゴを見比べていた人もいて、「言われてみたら?が色違ったんだね」という反応もあった。
オリコンの取材に対して、番組の担当者は過去2回の特番放送を踏まえて「満を持してレギュラー化の運びになっている」と話している。番組の中身は、KEY TO LITが「日本で一番キテるグループ」を目指すアイドルバラエティー。世の中のあらゆる「キテる」人・モノ・場所を取り入れて、メンバーがそれぞれの強みを活かした企画に挑む、という立て付けになる。
編成説明会そのものは、わりと正直な数字から始まっている。ENCOUNTが伝えたところでは、テレビ東京のコンテンツ戦略推進部長・近藤真治氏はコロナ禍で伸びたあとの現状を「7.7ポイントマイナス」と視聴率の落ち込みに触れたうえで、ゴールデン帯の再強化とIPのマネタイズ強化を今回の編成のポイントに挙げた。そのラインナップの一角がこの深夜枠で、近藤氏は「『テレビ東京、なんか変なことやってんな』っていうことを頑張って発信していきます」とも語っている。深夜に若手グループの冠バラエティーを置くのは、その方針とはきれいに噛み合う。
初回の前に「#0」という回がある
ややこしいのは、初回より先に1本あることだ。10月5日の深夜24時45分から、初回放送に先駆けた特別編『#0』が流れる。番組の見どころをメンバーと一緒に紹介する回で、公式の告知では「番組が100倍楽しみになること間違いなしの特別編」と書かれている。つまり10月5日と10月12日で、放送開始時刻が15分ずれる。録画予約を組む人は、ここだけ注意しておいたほうがいい。
10月12日の初回では楽曲披露もある。番組の最後には本格的な歌唱パフォーマンスを届けるという作りで、毎回の締めに歌が入るらしい。ここはファンの食いつきが良かったところで、「せっかくの冠番組だから歌を歌ってくれるのがとっても嬉しい」という声が出ていた。時間帯についても「個人的に見やすい時間で嬉しい」と歓迎する反応があり、深夜25時台を覚悟していた層には24時30分は早い部類に映ったようだ。「25時台から24時台で昇格ではあるけど(笑)」と、時計の上でも昇格していると茶化す人もいた。
6月の特番で5人が何をやっていたのか
元になった特番を見ていない人向けに中身を書いておくと、かなり体を張っている。第1話(6月13日放送)は、女性の気持ちや恋愛観にまつわる究極の二択ゲーム。多数派を選んだメンバーだけが銀座の高級グルメや最新アクティビティを楽しめる一方、少数派にまわったメンバーには「食事なし&ほぼ画面に映らない」という扱いが待っていた。バラエティーの洗礼としてはなかなか容赦がない。
第2話(6月20日放送)は、5人が自信満々にキザなデートを繰り広げる恋愛リアリティーショー。ラストは全員でBBQデートをして、焚き火を囲んでの告白タイムまでやっている。放送はどちらも土曜の深夜1時25分から2時10分で、レギュラー版より55分ほど遅い時間だった。
この特番は放送後、TVerとネットもテレ東、Leminoで見逃し配信され、U-NEXTでは見放題配信もされていた。レギュラー版の配信については、今のところ公式からの案内は出ていない。
反応で目立ったのは「うちの地域でやるの」
発表直後のXで、お祝いのコメントと同じくらい並んでいたのが放送地域の話だった。発表されている放送局はテレビ東京で、公式の告知にも系列局での放送についての記載はない。レギュラー版の番組ページもまだ立っておらず、番組名で引けるのは特番版のページだけという状態になっている。
そこに向けて、関東以外のファンから要望が飛んだ。「どうか関西で放送していただきたい」「キテレツキテルって愛知県放送ないよね?」といった書き込みが続き、「テレビ愛知さんも是非どれだけ遅れても良いので放送ご検討ください」と系列局を名指しでお願いする人や、「自県でも見れますように要望送りました」と実際に局へ問い合わせたと報告する人もいた。「地方の壁で見れんやつ…」という嘆きもそれなりの数が並んだ。
現実解として挙がっていたのはやはり配信で、「地方だからTVerで見ます」という声や、「TVerは放送終了後すぐ配信されるのかな〜」と配信開始のタイミングを気にする書き込みが目立った。関東在住の人からは「放送地域で関東でよかったよー 地元だと放送おそかったもん」という、地元にいた頃を思い出す反応も出ている。このあたりは、深夜帯の冠番組がレギュラー化したときに毎回起きるやりとりでもある。
ちなみに6月の特番のとき、井上瑞稀は公式サイトのコメントで「まだKEY TO LITは“キテ”ないんです。番組タイトルのように『キテレツキテル』と言われるように頑張ります」と話していた。あれから3か月で疑問符が取れて、毎週月曜の枠がついた。まずは10月5日の『#0』から、録画の設定を確かめておきたい。