「こっちむいて!みい子」40巻が発売、26年間ずっと小5だったみい子は今どうなったのか
8月26日、小学館から『こっちむいて!みい子』の40巻が出ました。作者のおのえりこさんが自分のアカウントで発売を報告しています。
「連載を始めた頃には想像もつきませんでした」と書かれているとおり、この作品はとにかく長いです。
連載開始は1990年、雑誌ごと引っ越している
『こっちむいて!みい子』の連載が始まったのは、小学館の『ぴょんぴょん』1990年10月号でした。その後、雑誌の統合にともなって移り、1992年11月号から『ちゃお』での連載になっています。つまり今年で36年目で、『ちゃお』のなかでは最長連載です。
1995年度の第41回小学館漫画賞・児童向け部門も受賞しています。1998年2月から1999年2月にかけては全42話のテレビアニメも放送されました。単行本の累計は、2012年12月の時点で380万部を超えています。
26年間、みい子は小学5年生だった
この作品の面白いところは、途中まで完全に「サザエさん時空」だったことです。
1990年の連載開始からずっと、みい子は小学5年生でした。クラスも担任も友達も変わらないまま、季節だけが何周もしていました。それが動いたのが『ちゃお』2016年4月号掲載の第244話で、ここでみい子はようやく小学6年生に進級します。26年目にして1つ上がった計算です。
さらに2020年4月号の第288話で、みい子は小学校を卒業して中学校に入学しました。作品名に「小学生」と入っているわけではないとはいえ、ちゃおの読者層を考えると、けっこう思い切った動かし方です。
40巻のみい子は中学2年生
では今のみい子は何年生なのか。小学館の書誌ページによると、40巻のみい子は中学2年生です。あらすじには勉強と部活と恋愛で忙しい日々、バスケ部での外出、吉田くんとまりちゃんの関係がバレンタインをきっかけに動くこと、そしてみい子と竜平の関係にも展開があること、といった内容が並んでいます。
小5で止まっていた頃を知っている人からすると、部活とバレンタインの話をしているみい子はなかなかの光景だと思います。1990年の連載開始当時に小学生だった読者は、今40代です。当時ちゃおを読んでいた親と、今ちゃおを読んでいる子どもが、同じ主人公の別の学年を追っている状態になっています。
何巻まで出ているのかを毎回検索される作品
長期連載につきものなのが、「今何巻まで出てるんだっけ」と定期的に検索されることです。40巻は区切りのいい数字なので、しばらくはこれが答えになります。
みい子が小5から動かなかった26年間ぶんの単行本が積み上がっているので、いま追いかけようとすると相当な冊数になります。ただ1話完結の学校ネタが中心で、どこから読んでも成立する作りではあります。気になった人は書店のちゃおコミックの棚を見てみてください。40巻ぶんが並んでいるはずです。