「ペルソナ4 リバイバル」中村あいかも参戦、堂島さんの声優変更は置鮎龍太郎
東京ゲームショウ2026の会期中、9月20日の朝にアトラスが『ペルソナ4 リバイバル』の新しい映像を出しました。紹介されたのは八十稲羽の大人たちと、本作の新要素。ここで長いこと伏せられていた堂島遼太郎の声がようやく流れて、Yahoo!リアルタイム検索の急上昇には「置鮎龍太郎」と「中村あいか」が並びました。
投稿の文面は「2027年2月18日発売『ペルソナ4 リバイバル』 堂島菜々子、堂島遼太郎、足立透、中村あいかの情報を公開✨」で始まり、「さらに、今作の新要素「ロケーションエピソード」の情報も解禁!」と続きます。いいねは4時間ほどで8000件を超えました。
堂島遼太郎の声は置鮎龍太郎が引き継ぐ
今回いちばん大きいのは声のほうです。ファミ通の記事は、映像の内容をこう書いています。「その中で堂島遼太郎のボイスがお披露目され、オリジナル版で同役を演じていた故・石塚運昇さんから置鮎龍太郎さんが引き継ぐことが明らかになった」。
リメイクの発表からここまで、堂島の声だけは一切出ていませんでした。トレーラーでも本人のセリフは避けられていて、8月のgamescomで公開されたストーリートレーラーでも聞けていません。オリジナルの『ペルソナ4』で堂島を演じていた故・石塚運昇さんの後任が誰になるのか、そこがずっと宙に浮いたままでした。
公式が出したスクリーンショットの1枚は、ゲーム内の5月6日、夜の堂島家の居間です。新聞とマグカップが置かれたテーブル越しに主人公と向き合って、「楽しんでおけるときに 楽しんでおけよ。」と言っています。刑事をやっている叔父が、1年だけ預かった甥に投げる言葉としてちょうどいい温度です。
映像はATLUSの公式チャンネルに「ペルソナ4リバイバルTV ~キャラクターと新たな絆のエピソード~」として上がっています。
置鮎龍太郎が石塚運昇さんの役を引き継ぐのは初めてではありません。『ONE PIECE』の黄猿(ボルサリーノ)も、初代の石塚さんから置鮎が2代目として受け継いでいます。Xでも「ONE PIECEに続いてペルソナでも石塚運昇さんを引き継ぐ置鮎龍太郎さん」と、その並びに気づいている人がいました。
アニメ版だけのキャラだった中村あいかが、ゲーム本編に来る
もう1本のニュースが中村あいかです。ファミ通の記述は「さらに、アニメ版でおなじみの愛家の看板娘・中村あいか(声優:悠木碧)の登場も明かされた」。
ここがややこしいところで、あいかはゲームの『ペルソナ4』には出てこないキャラです。初出はアニメ『ペルソナ4 the ANIMATION』で、アニメ公式サイトのキャラクター紹介には「悠のクラスメイトで稲羽中央通り商店街にある中華料理屋「愛家」の娘。」「普段から店の仕事を手伝っており、寡黙ながらもその徹底した働きぶりはプロの仕事を思わせる。」と書かれています。声は当時から悠木碧です。ゲームの側では「愛家」という店名と出前だけが存在していて、看板娘のほうはアニメ側で肉付けされたキャラでした。それがリメイクで本編に入ってきます。
アトラスのプレスリリースにある新しいプロフィールは「商店街にある中華料理屋「愛家」の看板娘。持ち前のマイペースさで出前を一手に引き受けている。小さい頃から大谷花子と仲が良い。」。アニメの「寡黙」から「マイペース」に言い換えられていて、原作にいる大谷花子との関係まで足されています。ゲーム世界の人間関係に、ちゃんと縫い込んだうえで入れてきたわけです。
公開されたスクリーンショットでは、ゲーム内の4月21日、昼休みの渡り廊下で主人公に声をかけています。名前欄の表記はまだ「出前の女の子」で、そこから「私、中村あいか。 愛家、うちの家なんだー。」と自己紹介する流れ。岡持ちを片手に制服で校内にいるという、アニメを見た人ならニヤッとする絵になっています。
新要素「ロケーションエピソード」は、あいかの依頼から始まる
同時に解禁された新要素も、入口はあいかです。プレスリリースの説明はこうなっています。
愛家の看板娘、中村あいかの依頼を通じて昔の稲羽市について調査を始めることに。あいかとともに八十稲羽の様々な場所をめぐりながら、行く先々で仲間たちの思い出の写真を手に入れることができる。手に入れた写真を渡すことで、仲間たちがこれまでどんな風に稲羽市で過ごしたか語られることも…?
ファミ通の記事では、その「語られる過去」の中身にもう少し踏み込んでいて、幼少期の里中千枝や中学時代の花村陽介のエピソードが挙がっています。4Gamerの記事も、あいかの依頼をきっかけに写真を手がかりとして仲間の過去が語られる、という同じ枠組みで説明しています。
主人公は1年だけ八十稲羽にいる転校生なので、仲間たちがその町で以前どう過ごしていたかは本来知りようがありません。そこを「町を歩いて写真を拾う」というかたちで埋める仕組みです。『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』での追加要素がマリーとの交流だったことを考えると、今回は町そのものを掘る方向に振ってきた、という見方もできます。
「違和感がない」と「コミュはあるの?」
反応は、声の話とあいかの話でだいたい二分されました。
声のほうは安心した人が多めです。「堂島さんの声は置鮎龍太郎さんがやるのかぁ。良きですなぁ。」という軽い受け止めもあれば、「置鮎龍太郎さんの堂島さん、違和感が本当にない……間の置き方とかまで石塚さんじゃん……泣いちゃう。」と、映像を聞いてから書いたとわかる投稿もありました。「あいかちゃん来たー!! それと堂島さんのCV置鮎龍太郎さんなんだね〜。違和感無いや。」と、両方まとめて拾っている人もいました。
あいかのほうは、驚いたあとに同じことを言い出す人が多いのが面白いところです。「中村あいかがペルソナ4リメイクに…! アニメ版からの逆輸入まじか」「ペルソナ4リバイバルにアニメオリジナルの中村あいかちゃんが出ると聞いてびっくり!」と受け止めたうえで、「中村あいかのコミュがあるかが気になる」「中村あいかコミュ追加してくれ!!!!」と、コミュニティ(コミュ)の有無を気にする投稿が並びました。ロケーションエピソードが「依頼を通じて一緒に町を巡る」形式なので、コミュに近い何かではあるのですが、コミュそのものかどうかは公式がまだ言っていません。「ペルソナ4リバイバル、買いです。理由は中村あいかが実装されたため」と、これだけで決めた人もいました。
発売は2027年2月18日で、Switch 2版だけ3か月あとの5月20日です。発売まではまだ5か月あるので、キャストも新要素も出し切ってはいないはずです。ロケーションエピソードで誰の過去が見られるのかは、ペルソナチャンネルの公式ページの続報待ちになります。