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謝罪メールが「大変モスバーガー」に誤変換、リプ欄が他社の名前を借りた大喜利になった

2026年9月2日 ・ トレンド「大変モスバーガー 誤変換 意味」より

急いでメールを送ったあとで送信済みを開き直して、血の気が引いた経験はありませんか。9月1日のお昼に投稿された一件は、その最上級です。「大変申し訳ございません」と打ったつもりの部分が、送信されたメールでは「大変モスバーガー」になっていた。

投稿したのは @m_sauna08 さん。本文は3行だけで、「急いで送ったメール、予測変換ミスってて『大変モスバーガー』で送ってた」「申し訳ございませんって言いたかったの」「全く謝ってねぇの」。9月1日12時33分の投稿で、翌朝までにいいねは7万6千を超えました。メール実物のスクリーンショットは出ていないので、証拠はこの3行しかありません。それでも全員に状況が伝わってしまうのが強いところです。

読みが重なっているわけでもないのに出てきた

謝罪メールの誤変換というと、読みが同じで化けるパターンが多い。うちで先日書いた「診断後」が「死んだンゴ」になった件は、どちらも「しんだんご」と読むので、変換候補として普通に隣り合っています。

今回はそこが違います。「もうしわけございません」と「もすばーがー」で共通しているのは、頭の「も」だけ。変換候補として並ぶような関係ではありません。本人が書いているのは「予測変換ミス」の一言だけで、どの端末のどの入力方式だったかには触れていないので、なぜここでモスバーガーが出てきたのかは本人の入力履歴にしか答えがありません。

事故として一番きついのは、日本語として一応成立してしまっているところです。「大変」までは謝罪の入り口として完璧で、そこから先が急にハンバーガーになる。受け取った側は一度読み返さないと意味が取れないし、読み返しても謝罪の要素はどこにも増えない。本人が3行目に書いているとおりです。

リプ欄が他社の名前を借りた大喜利になった

投稿が伸びるにつれて、リプ欄は誤変換大喜利の会場になりました。

@chosho9u さんの「大変モスバーガー、ごケンタッキーいただけますと幸いです。」は、ビジネスメールの定番である「ご検討いただけますと幸いです」ごと持っていくパターン。@hirosmz_ さんは「もはや『こんなことになってしまい大変モスバーガー』では収拾つかない事態に…‼︎」と、謝罪文のテンプレートに戻して使っています。

リプ欄を眺めていた @song_bird_k さんは「大変モスバーガーのツイのコメが、もうぜってりあまちがえませんとか」「マクドに申し訳ありませんとか」「みんな天才なのかな」と書き残していました。ゼッテリアもマクドも巻き込まれている。

本人も途中から乗っていて、別のリプライでは「あーーーーー!!!!フリに気付けなかったぁぁぁぁ!!!大変モスバーガーーー!!!」と自分から使っていました。事故の当事者が一番早く順応するのは、こういう時の作法という感じがします。

ちなみにMOSは山と海と太陽の頭文字

謝罪文に紛れ込んだ「モスバーガー」ですが、この社名の出自は思ったより真面目です。公式FAQによると、MOSは「M-Mountain(山)、 O-Ocean(海)、S-Sun(太陽)の頭文字」。さらに「山のように気高く堂々と」「海のように深く広い心で」「太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って」という意味が込められている、と説明されています。

海のように深く広い心で、というくだりがここに効いてくるとは誰も思わなかったはずです。謝罪の代わりに山と海と太陽を送ってしまったと考えれば、まあ、悪い言葉ではない。ちなみに今のモスは9月9日から月見フォカッチャを出すので、お詫びの品にちょうどいい時期でもあります。

急いで送ったメールほど、送信前にもう一回だけ読む

予測変換は、こちらが急いでいる時ほど何も言わずに仕事をします。文面の骨格が敬語で整っているぶん、単語ひとつの入れ替わりは目が滑って気づきにくい。今回のように「大変」で始まっていれば、なおさら最後まで読まずに送信してしまいます。

対策と呼べるものは、送る前に一度だけ声に出さずに読み返す、それくらいです。特に「大変」で始まる一文は、最後まで目で追ってから送ったほうがいい。次に急ぎのメールを打つとき、たぶん「大変モスバーガー」が頭をよぎります。

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