押井守が撮る新作ボトムズ「灰色の魔女」の本予告が解禁、主演は沢城みゆきと安藤麻吹 11月20日公開
8月21日、劇場アニメ『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』の本予告とキャラクタービジュアルが解禁されました。監督は押井守さん。1983年のテレビシリーズから続く「ボトムズ」の完全新作を、攻殻機動隊やパトレイバーの押井さんが撮ります。
主演は沢城みゆきと安藤麻吹
主人公はアッシュ・ヴァンプス。何度死地に送られても必ず生きて帰ってくることから「灰色の魔女」と呼ばれる懲罰部隊の兵士で、声を沢城みゆきさんが担当します。もうひとりの主演がその謎を追う女性士官マキ・シュタウフェンベルクで、こちらは劇団俳優座出身の安藤麻吹さん。
脇も長い名前の列になりました。三木眞一郎さん、梶裕貴さん、中村悠一さん、鶴岡聡さん、杉田智和さん、三宅健太さん、茶風林さん、大塚芳忠さん、小野大輔さん、菅生隆之さん、櫻井孝宏さん、上坂すみれさん。舞台は百年戦争末期の惑星ヴァルキュリアⅡで、生きて戻れない作戦に投げ込まれる兵士たちの話です。
座組が「攻殻機動隊」側から来ている
このニュースがざわつかれているのは、スタッフ表が二重構造になっているからです。原作・監修に髙橋良輔さん、オリジナルメカニカルデザインに大河原邦男さんというボトムズ本家が並ぶ一方で、監督・脚本は押井守さん、音楽は川井憲次さん、キャラクター原案は黄瀬和哉さん、キャラクターデザインに西尾鉄也さん、制作協力はProduction I.G。
後半の顔ぶれは『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』の中心にいた人たちです。予告を見た人から「協力になってるけどほぼ中心でしょう、イノセンス体制」という指摘が出るのも無理はありません。企画・制作はサンライズで、サンライズ50周年記念作品として作られています。
「キリコは出ないのか」と「サンライズの魔女ブーム」
反応でいちばん多いのは、テレビシリーズの主人公キリコ・キュービィーの扱いです。今回発表されたのは新キャラクターだけなので、「キリコが出ないボトムズか」「寂しい」という声が並びました。公式からキリコに関する発表は出ていません。
予告の絵づくりについても細かい指摘が飛んでいます。旧ドイツ軍風のデザインが目立つことに「アストラギウス文化の風味がない」と首をかしげる人がいる一方で、アーマードトルーパーの手を保護する打突用の装備が久々に設定されたことを喜ぶ人もいました。あと予想どおり「むせる」と言っている人がたくさんいます。
もうひとつ広まっているのが、サンライズのサブタイトルが魔女だらけになっているという指摘です。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、今年1月に公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』、そして11月の『灰色の魔女』。3本並ぶと、さすがに狙っているのではと言いたくなります。
第1作の公開は11月20日。同じ日に『魔法使いの夜』も公開されると気づいた人がいて、魔女と魔法使いが同時に来ることになりました。