ゼンゼロの封殺スキルを押し返す「カウンター支援」、使えるのは鋭御(えいぎょ)
『ゼンレスゾーンゼロ』のVer.3.2予告番組が8月28日の夜に配信されました。タイトルは「秘密と、過去と、彼女たちと」で、アップデートは9月9日に配信されました。
新キャラや新イベントも出ましたが、番組後にタイムラインでいちばん反応が伸びていたのは戦闘システムのほうでした。敵の「封殺スキル」に対して、こちらから押し返せる手段が用意される、という発表です。
「封殺スキル」はこれまで、覚えて耐えるしかなかった
封殺スキルは2026年に入ってから登場したボスの技で、決まった順番に回避とパリィを重ねないと抜けられない一連の攻撃です。攻略メディアの解説を見ると、ボスごとに正解の手順が違ううえ、途中でタイミングがずれる型もある。合図は音と閃光で、そこから先は覚えている人だけが止められる、という形になっていました。
要するに、これまでは受け切ることしかできませんでした。そこに「押し合いに持ち込んで勝つ」という選択肢が入ります。
反応は割れています。「封殺スキルに対するカウンターになるのかっこいいし時短にもなりそうでいいね」と歓迎する声がある一方で、「わかりづらいし戦闘が冗長的になってテンポ悪い」と、そもそもの仕組みのほうに矛先を向けた書き込みもありました。対策が来ること自体は喜ばれつつ、封殺スキルが今後も続く前提だと分かった点に引っかかった人もいるようです。
初の鋭御クラレッタは「防御力で殴る」
カウンター支援を使えるのは、新しく追加された「鋭御」のエージェントです。
初の鋭御エージェント、クラレッタの特徴は、全スキルのダメージが攻撃力ではなく防御力を参照して計算されること。攻めるほど硬くなるというより、硬さがそのまま火力になる作りです。会心率が100%を超えた分が追加の会心に回るという多重会心のメカニズムも入ります。
初の鋭御エージェントになるのが、電気属性のS級「クラレッタ」。攻撃を当てると敵に残痕値がたまり、上限に届くと「残痕」が付く。その状態で特定のスキルを当てると「重傷」が発動して追加ダメージが乗る、という段取りです。もう1人のロクシーはS級の風属性で、特殊スキルを長押しすると自分が竜巻になって回り続けるという説明が出ていました。
鋭御(えいぎょ)とは、クラレッタの育成は防御力・会心率・会心ダメージ
「えいぎょ」と打って調べる人が多い鋭御の中身は、運営のCOGNOSPHERE(HoYoverse)が8月28日に出したVer.3.2のプレスリリースにまとまっています。リリースの説明では、鋭御は「火力と防御力の両立を核心」とするエージェント特性で、新システム「重傷」と多重会心メカニズムを持ちます。
ダメージの計算は、ほかの特性とかなり違います。クラレッタの全スキルのダメージ倍率は防御力をもとに計算され、会心率が100%を超えた分で追加の会心が発動します。そのとき与えるダメージは、会心ダメージの代わりに「暴傷ダメージ」で計算されます。重傷を発動させると追加ダメージが入るうえ、この暴傷ダメージも上がる仕組みです。
もうひとつの癖が、クラレッタの「開幕会心ダメージ」が一定の比率で「開幕会心率」に変換されること。こうした仕組みから、リリースは「防御力・会心率・会心ダメージ」の3つを育成のカギに挙げています。
カウンター支援についての書き方は「一部の敵の『封殺スキル』を押し返し、無効化することができます」。すべてのボスの封殺スキルに効くとは書かれていない点は押さえておきたいところです。
Ver.3.2で加わった鋭御のエージェントはクラレッタ1人で、9月30日からの後半に登場したロクシーは、公式サイトのVer.3.2最新情報一覧(後半)でも「風・撃破」と紹介されています。次のVer.3.3「もう一度、空へと飛び立って」は、10月9日20時30分からの予告番組の配信が公式サイトで告知されています。
「極限支援」のほうも直る
もうひとつ、地味に効きそうなのが極限支援の判定メカニズムの改善です。こちらは公式の更新内容として挙がっていました。
封殺スキルの対抗手段と極限支援の判定、どちらも「押されたのに取れなかった」が起きやすかったところなので、番組を見た人の話題が新キャラより先に戦闘の話に行ったのは、たぶんそういうことなのだと思います。
Ver.3.2は9月9日に配信が始まりました。鋭御が実際に押し合いに勝てるロールなのかは、ボスの前で確かめてみるのがいちばん早いです。