「チル」「チルい」とは?意味・由来・「エモい」との違いを解説
あくせくせず、ゆったりと過ごす心地よい時間。「チル」「チルい」 は、そんなリラックスした空気を表す若者言葉です。
「チル」「チルい」とは?
チルは、「くつろぐ」「まったりする」「落ち着く」といった意味の言葉。「のんびり楽しくやる」というニュアンスを含みます。形容詞にした 「チルい」 は、「気持ちがゆったりしている」「リラックスできる雰囲気」を表し、「チルい曲」「チルいカフェ」のように使われます。動詞的に「チルる」「チルってる」「チルする」とも。
由来
語源は、英語のヒップホップ用語 「chill out(冷静になる・落ち着く)」。欧米のクラブには、ノリノリで踊るフロアとは別に、火照った体を冷ます“Chillout Room”という空間があり、そこで流れるスローテンポの音楽を「チルアウト」と呼んだのが始まりとされています。日本では2016年ごろから若者に広まり、三省堂「今年の新語2021」で大賞を受賞しました。
「エモい」との違い
しばしば比べられるエモいが、心が動かされてグッとくる“感情の高まり”を表すのに対し、チルは肩の力が抜けた“心の落ち着き”を表します。同じ心地よさでも、ベクトルが逆向きなのが面白いところです。
使い方・例文
- 「休みの日は家でチルするのが最高」
- 「このプレイリスト、めっちゃチルい」
関連する言葉
感情の動きを表すエモいと対で覚えると、今どきの“気分を表す言葉”がぐっと分かりやすくなります。忙しい毎日のなかで、意識的に「チル」な時間をつくる人が増えています。