「情弱」とは?意味・由来(情報弱者)をわかりやすく解説
「そのサービス、公式で無料なのに有料版買ったの?」。ネットで、情報の差につけこむように飛んでくる言葉が 「情弱」 です。
「情弱」とは?
「情弱」は 「情報弱者」の略。本来は「情報や情報技術をうまく活用できず、生活やキャリアに差がついてしまう人々」を指す真面目な言葉ですが、ネット上ではもっぱら“俗語”として使われます。
ネットでの意味は、ある分野の事情に疎い人、自分から情報を調べようとしない人を、少し見下して指す言葉。「知らないの?情弱だなあ」というように、相手をからかったり、マウントを取ったりする文脈で登場しがちです。対義語は 「情強(じょうきょう)」で、こちらは情報に強く、自分で調べて的確に判断できる人を指します。
由来
1990年代半ばにインターネットが普及し始めた頃、「情報格差」という言葉が広まりました。それが2000年代に「情報弱者」へと形を変え、略して「情弱」に。2ちゃんねるの利用が広がるにつれ、議論で相手を言い負かすときの軽い罵倒として使われるようになり、俗語としての意味が定着していきました。
使い方・例文
- 「セール情報知らずに定価で買って、完全に情弱だった」
- 「情弱ビジネスに引っかからないよう気をつけたい」
- 「“情弱”って煽る人ほど、実は詳しくなかったりする」
なお、人を見下す響きが強い言葉なので、他人に向けて使うと角が立ちます。自虐で使うくらいがちょうどいい言葉です。
関連する言葉
「知らない相手」を見下して優位に立とうとする点では、マウントと同じ心理が働いています。同じく2ちゃんねる由来で、幼稚な言動を揶揄する厨房とも、ネット黎明期の空気を色濃く残す“ネット老人語”の仲間といえます。