「香ばしい」(ネット用語)とは?意味・由来をわかりやすく解説
ネットで「この人、香ばしい」と言われていたら、褒められているわけではありません。「香ばしい」 は、ちょっと引いてしまうような言動を、皮肉でやんわり指す言葉です。
「香ばしい」とは?
ネットスラングの「香ばしい」は、言動が痛い・うさんくさい・突っ込みどころが多くて、周囲から半ば呆れられるような人や投稿を、皮肉を込めて表す言葉です。「香ばしい人」といえば、たとえば。
- 空気を読まずに自分語りが止まらない
- やたらとマウントを取りたがる
- 根拠の薄い話を、やけに強い口調で断言する
といったタイプ。まさに“燃え上がりそうな危うさ”を漂わせている様子を、こんがり焦げる寸前の香りにたとえた、ひねりの効いた言い回しです。
由来
2000年代初頭の 2ちゃんねるで広まったとされます。もともとは、うさんくさい情報商材の宣伝や、明らかに非現実的な主張を繰り返す投稿者に対して、「なんだか怪しい“匂い”がするぞ」というニュアンスで使われ始めました。そこから、痛い・危うい言動全般を皮肉る言葉へと広がっていきました。ネット歴の長い人がよく使う、いわゆる“ネット老人語”のひとつです。
使い方・例文
- 「コメント欄に香ばしいのが湧いてきた」
- 「自称・業界通のツイート、香ばしすぎて見てられない」
- 「香ばしい長文リプが届いて朝から疲れた」
料理などの本来の意味(いい香り)と正反対の使い方なので、フォーマルな場では避けるのが無難です。
関連する言葉
同じく2ちゃんねる由来で、幼稚で痛い言動を揶揄する厨房とは、皮肉のトーンがよく似た“ネット老人語”の仲間。香ばしい人の特徴としてよく挙がる、相手より上に立ちたがるマウントも、あわせて知っておくと会話の解像度が上がります。