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相撲の「物言い」とは?意味・「取り直し」「差し違え」を解説

物言い(ものいい)(ものいい) ・ 2026年7月7日 公開

際どい相撲のあと、審判が土俵に上がって話し合う。あの緊迫の場面が 「物言い(ものいい)」 です。

「物言い」とは?

物言いは、行司が下した勝敗の判定(軍配)に納得がいかないとき、審判委員が異議を申し立てること。物言いがつくと、5名の審判委員が土俵中央に集まり、行司も交えて協議(判定の見直し)を行います。今ではビデオ映像も参考にされます。

協議の3つの結果

物言いの協議では、次の3つのいずれかが下されます。

  • 軍配通り:行司の判定を支持し、そのまま確定
  • 軍配差し違え:行司の判定をくつがえし、勝敗を逆転
  • 取り直し:同体(同時)や、どちらが先か不明のとき、もう一番取り直す

行司にとっては“重い”判定

行司の軍配とは逆の結果になる「軍配差し違え」は、行司にとっては“黒星”。査定にも響くため、大きな心理的ダメージを負うといわれます。行司は、常に「差し違え」の緊張感の中で軍配を上げているのです。

「取り直し」の流れ

取り直しになると、両力士は再び仕切り直し。まわしを整え、立ち合いの所作を最初からやり直して、もう一番取ります。体力を消耗した状態での再戦は、見応え十分です。

関連する言葉

きわどい立ち合いや、勝負の一瞬に物言いはつきもの。懸賞が懸かった大一番なら、なおさら緊張が走ります。相撲の“公正さ”を支える、大切な仕組みです。