相撲の「立ち合い」とは?意味・「仕切り」・阿吽の呼吸を解説
「はっけよい!」の直前、土俵に張り詰める一瞬。相撲の勝負を決める 「立ち合い(たちあい)」 を解説します。
「立ち合い」とは?
立ち合いは、両力士が仕切りを終え、互いの呼吸が合って立ち上がり、勝負を開始するまでの動作のこと。「相撲の勝負は立ち合いで決まる」とも言われるほど、取組の行方を大きく左右する、最も重要な瞬間です。
「仕切り」との関係
立ち合いの前の準備動作が「仕切り」です。
- 仕切り:土俵中央で相対し、腰を下ろしてにらみ合い、呼吸を合わせる一連の所作
- 立ち合い:仕切りを経て、実際に立ち上がって勝負を始める瞬間
仕切りには回数制限がなく、制限時間内なら何度でも可能。制限時間は番付で異なり、幕内は4分以内です。この“間”が、緊張感を高めます。
「阿吽の呼吸」
立ち合いのカギは、両者の「阿吽(あうん)の呼吸」。一方が息を吸い、もう一方が吐く。その息と息の“止まる一瞬”が最高に合ったタイミングで、同時に立つのが理想です。審判やビデオがあるわけでもなく、力士同士が呼吸だけで合わせるこの妙技は、外国人には理解しづらい、相撲ならではの奥深さです。
関連する言葉
立ち合いで全力をぶつけ、力士は番付を駆け上がります。際どい勝負では、行司の判定に物言いがつくことも。相撲観戦の“見どころの核心”といえる言葉です。