「ちいかわ」フレッシュがっこチーズの正体はたくあんとKiri
ちいかわの「フレッシュがっこチーズ」は、たくあんにKiriのクリームチーズを乗せて食べるだけのおつまみです。
名付けたのはシーサーで、食べたうさぎが「ハヤル。」と言い切って終わる1枚漫画に出てきます。この漫画を見て実際に作った人の写真が、9月24日の夜から10万いいねを超えて回っています。
漫画は2025年12月の1枚
元の漫画は、ちいかわ公式(@ngnchiikawa)が2025年12月12日の夜に出したものです。本文はチーズの絵文字🧀ひとつだけで、いいねは38万を超えています。
右上のコマに、器に盛ったたくあんと、お皿に重ねた白いチーズが並びます。チーズの説明書きは「K・i・r・i山脈から採取したK・i・r・i」。1文字ずつ区切って「キリ」とルビまで振ってあって、どう見てもスーパーで売っているあのKiriです。
くりまんじゅうがたくあんを「ポリペチ…」とかじって、缶の「ダブルレモン」をゴクッと流し込む。その横で、資格の勉強中らしくペンとノートを持ったシーサーが「そのふたつを一緒に……」と見守っています。
名前を付けたのはシーサー
シーサーの見立ては「いぶりがっこチーズを彷彿とさせます」でした。そのうえで、ちょっと考えてから「フレッシュがっこチーズ…と呼んでもいいかもしれません」と名前を出します。
うさぎの返事は「フゥン」。そのあと、じろじろ見ていたうさぎにくりまんじゅうが皿を「ス…」と差し出します。ひと口かじったうさぎが言ったのが「ハヤル。」でした。
うさぎはそれだけ言って走り去り、「終」。流行ると言い切ったのはうさぎ本人ですが、名前を考えたのはシーサーのほうです。うさぎの言葉づかいはちいかわの「うさぎ語」にまとめています。
シーサーがお酒の資格を勉強しているのは、ほかの回ともつながっている設定です。最近の三ツ星に「お酒の資格」を願った回でも、この勉強が話の軸になっていました。
なぜ「フレッシュ」なのか
元ネタの「いぶりがっこ」は秋田の漬物です。地理的表示(GI)の登録ページによると、名前は秋田の方言で漬け物を指す「がっこ」から来ています。1967年に県内の漬物業者が「いぶりがっこ」という商品名を付けてから、その名前で広まりました。
作り方は、大根をナラやサクラなどの広葉樹で昼夜2日以上いぶしてから、ぬか床に40日以上漬け込むというものです。茶色っぽい見た目と、燻製のにおいはここから来ています。
漫画のたくあんは、黄色い普通のたくあんです。燻していないので、いぶりがっこではない。だから「フレッシュ」がっこチーズ、というのがシーサーの名付けの筋です。
いぶりがっことクリームチーズを合わせる食べ方は、「いぶりがっこ チーズ 作り方」で検索されるくらいには知られています。シーサーはそれを、どこでも買えるたくあんに置き換えたわけです。
再現した写真が10万いいね
漫画から9か月たって、この食べ方がもう一度回り始めました。きっかけは@__applepie7さんの投稿で、本文は「これやりたくてやってみた😋😋 めっっちゃうまい🫰🫰」。
写真は、輪切りのたくあん2枚にそれぞれ四角く切ったクリームチーズを乗せたもの。2枚目には元の漫画が添えてあります。9月24日の夜に投稿されて、翌日にはいいねが10万を超えました。
写真のチーズがKiriかどうかは、見た目だけでは分かりません。ただ、作るのに必要なのはたくあんとクリームチーズだけで、どちらもコンビニやスーパーでそろいます。
うさぎの「ハヤル。」から9か月、予言はちょっと遅れて当たった形です。冷蔵庫にたくあんが余っていたら、Kiriを1個買ってきて乗せてみてください。