ちいかわ最新話のハチワレ4色、読者の答えは「喜怒哀楽」
11月6日夜のちいかわ本編で、青いハチワレのほかに赤・水色・黄・緑の4人が現れた。説明はなく、「喜怒哀楽」は読者の読みだ。
根拠は前の週の「感情ゆにゅう」回にある。作者が認めたわけではないが、半天狗やインサイド・ヘッドの名前まで出て、読み筋がいくつにも割れた。
最終コマ、ハチワレが4色に増えた
ナガノさん(@ngnchiikawa)が11月6日の23時45分に上げたのは、「🍦」の1文字と漫画1ページだけ。
黄色い子は1コマ目から後ろにいて、赤は同じ段の3コマ目で加わる。水色は中盤のコマで青いハチワレと向かい合う。緑が見えるのは、4人が大きく並ぶ最終コマだけだ。
名前も説明もない。誰も紹介しないまま、4人は当たり前のように混ざっている。紹介くらいしてほしい。
黄色い子だけなら、前の話にもいた。そのときは新キャラ、座敷わらし、招福ハチワレといった説が出ていた(電撃オンラインの記事)。グッズとの似方は、招福ハチワレ説を整理した前の記事に書いた。
その黄色い子が、4人のうちの1人だった。前夜の議論は、前提から組み直しだ。
根拠は前週の「感情ゆにゅう」回
鍵になるのは6日前の回だ。10月31日の2時4分に、ナガノさんが「📖」と1ページだけ上げている。
漫画を読んで涙目になったハチワレが、感情移入と言うつもりで「感情ゆにゅうしちゃいました」と言い間違える。鎧さんはそれを「感情輸入!!」と拾い、最後には「感情輸出!!」とまで返す。
言い間違いに漢字を当てて、輸出まで行く鎧さん。乗りがいい。
この回を覚えていた人が、本編更新の8分後に1つの読みを投げた。猫ドリル通過中さん(@yvMfSxKtfn5789)の投稿だ。前週のコマ画像を付けて、8千いいねを超えている。
「感情輸入したから、喜怒哀楽の4人が来た…ってコト!?」。前週の言い間違いをそのまま理由に置いた形で、ハチワレの口癖から生まれたちいかわ構文の使い方としても完璧だ。
間に11月5日のパピコの回をはさんだ、6日越しの回収という読みになる。感情を「輸入」したら、感情が4人ぶん届いた。言葉遊びとしてはきれいに通る。
ただし、これは読者の読みだ。ナガノさんも公式も、4人について何も言っていない。
半天狗の名前も挙がった
同じ4人でも、『鬼滅の刃』を思い出した人もいる。ぴのこさん(@sinsekai0219)の投稿だ。
次回でハチワレが半天狗になると予告されても「絶対信じなかったと思う」と書いている。
半天狗は、舌に「喜怒哀楽」の一字ずつが刻まれた4人、空喜・積怒・哀絶・可楽に分裂する鬼だ。合体すると憎珀天になる(Wikipediaの『鬼滅の刃』の項)。
4人で、喜怒哀楽で、となれば連想は避けられない。ハチワレが合体するかどうかは、誰も何も言っていない。
色の並びはインサイド・ヘッド似
色に注目した人もいる。ぜろちゃん(@zerochan922)は「喜び」「ビビり」「怒り」「悲しみ」の4つだと読み、ちいかわ版ハチワレの「インサイドヘッド」ではないかと書いた。
映画の感情たちは、黄がヨロコビ、青がカナシミ、赤がイカリ、緑がムカムカ、紫がビビリだ(Wikipediaの『インサイド・ヘッド』の項)。
並べてみると、赤・水色・黄は、イカリ・カナシミ・ヨロコビと色が重なる。緑はムカムカにあたる。
ところが投稿が挙げた4つにムカムカはなく、入っているのは紫のビビリだ。今回の4色に紫はいない。喜怒哀楽の「楽」を緑に当てる根拠も、色からは出てこない。
顔つきで見ても、赤は眉を寄せ、水色は目がうるんで見え、黄色は笑っている。緑は目を丸くしているだけだ。
どの読みでも、緑の子だけ決め手がない。
「ハチワレンジャー」と呼ぶ人もいた
なだぎ武さん(@nagi_nagio)は、感情でも鬼でもなく、戦隊ものとして受け取った。
「ハチワレンジャー??」の後ろに並べたのは、🟥🟦🟨🟩の4つ。赤・青・黄・緑は、確かに戦隊の並びだ。受け取るのが早い。
Yahoo!リアルタイム検索の急上昇には「喜怒哀楽ワレ」が入り、関連語に「ハチワレンジャー」や「哀ワレ」が並んだ。公式が名前を決めていない以上、呼び名は読者が先に作る。
確かなのは4色が出たことだけ
ここまでを分けると、こうなる。
- 本編に、青いハチワレのほか赤・水色・黄・緑の4人が出た(確認済み)
- 4人に名前や説明はない(確認済み)
- 「喜怒哀楽」「半天狗」「インサイド・ヘッド」は読者の読みで、作者も公式も認めていない
- 赤が怒、水色が哀といった色ごとの割り当ても、読者の読みにとどまる
7人でパピコ5本の算数
もう1つ、数の話が引っかかる。
前の話で青いハチワレが見つけてきたのは、「ロング ストロング パピコ」の5本入りだった。グリコのパピコのページにチョココーヒー味はあるけれど、この名前は載っていない。
今回のページに映っているのは、青いハチワレ、4色の4人、ちいかわ、うさぎの7人。単純に引けば2本足りない。そこへ、「足りる」かどうかを気にするセリフが出てくる。
余りをじゃんけんで決める話だったのに、気づけば足りるかどうかの話になっている。