「大チーバくん展」開幕、全都道府県に顔を描いたパズルで遊べる
千葉県立美術館の「大チーバくん展」が10月31日に開幕した。目玉は全都道府県にチーバくんの顔を付けた木製パズルで、観覧料は一般1,000円。
前日の10月30日、美術館の公式Xが「いよいよ明日開幕です」とそのパズルを紹介した。いいねは1.2万を超えている。
写真に写っているのは、県の形に切り抜かれた赤い木製のピースだ。どのピースにも丸い目が入っていて、地図のピースがそのままチーバくんの群れに見える。
投稿には「えっ、チーバくんがいっぱい!?」という一言も添えてある。遊べる場所もここで分かる。第3展示室で、実際に手に取れると書いてある。
「日本の仲間たち」とは
パズルの名前は「チーバくんと日本の仲間たちパズル」だ。
チーバくんは千葉県の形がモチーフのキャラクターだ。パズルはその見立てを、残りの46都道府県にも広げたものになっている。
県の報道発表によると、作者のさかざきちはるさんが全都道府県にチーバくんの目と鼻と口を描き加えた日本地図を、木製のパズルにしたものだ。パズルの製作は、千葉県の建具メーカーの山二建具が担当している。
ここは展示と体験が分かれている。
- 展示作品としてのパズルがある
- それとは別に、実際に触って遊べるパズルも用意した
遊べるほうは、第3展示室で触れる。
チケットはいくらか
観覧料は一般1,000円。高校・大学生は500円で、中学生以下と65歳以上は無料になる。障害者手帳などを持つ人と介護者1名も無料だ。
11月3日の文化の日は、年齢に関係なく全員無料になる。
20周年の企画のひとつ
チーバくんが生まれたのは2007年1月11日。「ゆめ半島千葉国体」のキャラクターとしてのデビューだった。2027年1月11日で誕生20周年になり、県は2027年12月末までを20周年期間にしている。
この展示は、その20周年企画のひとつにあたる。美術館前の看板にも、20周年と書かれた小判を持つチーバくんが描かれていた。
県の20周年ページによると、ほかにも企画が並んでいる。
- 京成電鉄・北総鉄道とのヘッドマーク車両が、10月31日から2027年3月28日まで走る(掲出期間は運用で変わることがある)
- ファミリーマートでは10月13日から、20周年ロゴ入りの3商品が約4,900店で発売中
ヘッドマーク車両は、京成3000形・8800形と北総7500形の各1編成だ。京成電鉄の発表では、京成パンダも20周年になる。
会場は段ボール1200箱
パズル以外の見どころも、報道発表に細かく書かれている。
会場全体が、14号サイズの段ボール箱1200個で組まれている。設計はMINGLE Design Officeで、テーマは「招き入れて 未来へ運ぶ」だ。
もうひとつは、横2メートル・高さ1.5メートルの二曲一双の屏風絵《「開運・招福」招きチーバくん》。小判を持った招きチーバくんが対で描き下ろされ、屏風の設えも、パズルと同じ山二建具が手がけた。
チーバくん初の絵本『チーバくんのあいうえお』も会場で買える。あいうえお順に赤いものを集める本で、「いちご いっぱい チーバくん」のように頭の文字がそろった文章が並ぶ。
同時開催のコレクション関連展示「大あかい作品展」は、作品名に「赤」が付くのに赤く見えない変わりダネも混じっている。
10月31日のオープニングには、写真家の本城直季さんによるミニチュアジオラマ撮影、セレモニー、さかざきさんのスライドトークが予定されていた。こちらは各80名の事前申込制で、募集はすでに終わっている。
開幕当日の美術館前
開幕日の朝、美術館の公式Xは入口前の看板の写真を載せていた。
看板には「大チーバくん展」の文字と、会期の10.31〜1.17、同時開催の「大あかい作品展」が入っている。投稿は「チーバくん日和の晴天となりました」と来場者に呼びかけていた。
注意点がひとつある。投稿の注記によると、同館のホームページは暫定公開で、一部が反映されていないという。細かい情報は千葉県の報道発表のほうが確実だ。
気になる人へ
美術館の案内は千葉県立美術館のサイトにある。県の20周年ページには企画の一覧がまとまっている。京成の取り組みは京成電鉄の発表資料で見られる。
チーバくんの公式Xが一時ロックされた件は、誕生日を直して13歳未満扱いになった話にまとめてある。使い方の細かい決まりはイラストの使用ルールの記事で読める。
会期は2027年1月17日まで。パズルで47都道府県のチーバくんを揃えに行くなら、休館日だけ確認してから出かけてほしい。