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「動物のお医者さん」パネルが北大150周年に、H大のモデルは獣医学部

北海道大学の創基150周年に、『動物のお医者さん』のパネルが登場しました。ハムテルとチョビが、作中のH大のモデルになった北大獣医学部にやって来ています。

パネルの写真を投稿したのは、ファンのラブ子さん(@lovekokoro7)です。10月4日の昼前に投稿され、いいねは約5.65万まで伸びました。翌朝にはYahoo!リアルタイム検索のトレンドに「ハムテル」が入っています。

パネルに描かれていたもの

写真のパネルは、線画に部分的に色を付けたタッチです。中央には背広姿のハムテルが立ち、大きな花束を抱えています。

肩には小さなリスが2匹乗っています。足元にはシベリアン・ハスキーのチョビがいて、その背中には三毛猫のミケ。左側では、ニワトリが羽を広げています。

ニワトリが一緒に描かれているのを見て、ニヤッとした人も多いはず。西根家の庭ではチョビまで追い回し、飼い主のハムテルにも蹴りを入れる、あの凶暴な雄鶏ヒヨちゃんを思い出す構図です。

投稿者は「佐々木倫子先生書き下ろし」と書いています。ただ、大学の公式ページには描き下ろしかどうかの記述は見当たりませんでした。

式典のあとは獣医学部へ

パネルの移動は、北大獣医学部の公式ページで告知されていました。75周年記念式典の案内に、こう書かれています。

会場には、9月26日に開催される北海道大学創基150周年記念式典で使用される漫画『動物のお医者さん』のパネルが獣医学部にやって来ます。ハムテル、チョビたちとともに、皆さまを会場でお待ちしています。

続けて「記念撮影もお楽しみください」とあり、式典の日程は10月3日(土)、会場は獣医学部講堂でした。150周年の記念式典本体は、9月26日と27日に札幌市の「札幌文化芸術劇場hitaru」などで開かれています。

全学の式典で使ったパネルを、そのまま作品の舞台のモデルに持っていく。大学側も、どこに置けばファンが喜ぶかよく分かっています。

詳しい案内は北海道大学獣医学部創立75周年記念行事のページと、北海道大学創基150周年の記念式典ページで読めます。

75周年を1年早めた理由

実は北大獣医学部の創設は1952年で、本来の75周年は2027年です。

公式の挨拶文によると、北大全体が2026年に創基150周年を迎えるので、その相乗効果をねらって予定を1年早めたそうです。前倒しのおかげで全学の式典と学部の式典が1週間違いで並び、パネルをそのまま回せたわけです。

北大の「創基」は、1876年8月14日に前身の札幌農学校が開校した日から数えています。クラーク博士の「少年よ、大志を抱け」で知られる、あの学校です。

H大のモデルは北大獣医学部

『動物のお医者さん』は佐々木倫子さんの漫画で、1987年から1993年にかけて『花とゆめ』で連載されました。舞台は北海道の「H大学」獣医学部。ハムテルこと西根公輝が、ハスキーのチョビたちと獣医を目指すコメディです。

Real Soundの記事によると、H大のモデルは北海道大学獣医学部です。連載中は北大獣医学部の倍率が跳ね上がる社会現象まで起きたといいます。

同じ記事は、チョビに憧れて日本にシベリアン・ハスキーがあふれたことにも触れています。漫画1本で、受験とペットの両方に波が立ったわけです。

連載が終わったのは30年以上前なので、いまの北大生の多くは連載中に生まれていません。それでも大学の公式行事に作品のキャラが並ぶのは、この作品と北大の縁がそれだけ深いからでしょう。作品のあらましはReal Soundの紹介記事が読みやすいです。

知らない世代は親に聞くと早い

チョビは、見た目はちょっと怖い顔なのに中身はおっとりした犬として描かれています。パネルでも、あの顔つきはそのままです。

読んだことがない人も、写真を見ると「この犬なに?」と気になるはず。連載当時を知る親世代に聞くと、たぶん熱く語ってくれます。

北大のキャンパスに行く機会があれば、作品の舞台を思い浮かべながら歩いてみてください。

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