「映画名探偵プリキュア」描き下ろしイラストの隠し文字、正解は「めいたんてい」
9月21日の昼、『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』の公式アカウントが、上北ふたご先生の描き下ろしイラストを出した。公開3日間で興行収入4.4億円・観客動員35.7万人という景気のいい数字の報告に添えられた、キャラが画面いっぱいに集合するお祝い絵だ。
ただ、投稿の終わりのほうに一行だけ妙な文が混ざっている。「イラストをよ~く見てみると…🔎❓」。何を見ろとも書いていない。
公式はカードとだけ言って答えを出していない
種明かしの手前まではちゃんと書かれている。映画公式サイトのお知らせを開くと、イラストの説明のあとにこうある。
そして、イラストの中には、謎のメッセージが隠されているよ! キャラクターたちが手にしているカードに記されてた文字を入れ替えると―?
カードに文字が書いてあって、それを入れ替える。つまりアナグラムだと言っているのに、肝心の答えのところで文が切れている。ヒントはここまでで、あとは自力で探すしかない。
ついでにこのお知らせ、どのシリーズの顔が並んでいるかは先に明かしている。「名探偵プリキュア!」のメンバーに加えて「キミとアイドルプリキュア♪」「わんだふるぷりきゅあ!」、そして映画オリジナルキャラのかりん、アラン、レインの名前が挙がっている。歴代の顔が入り乱れた集合絵なので、カード探しをする前にキャラ探しで目が止まる作りになっている。
カードは6枚、書かれているのは「い」「た」「い」「め」「ん」「て」
投稿の画像を原寸(4096×2780)まで引き伸ばして端から見ていくと、白地に赤い文字のカードが6枚見つかる。ぱっと見で気づきにくいのは、6枚がきれいに並んでいないからだ。人だかりの隙間に散らばっていて、手に持たれているものもあれば、紙吹雪と一緒に宙に浮いているものもある。
拾えたのは次の6文字だった。
- 左端、ゴーグルを頭に乗せた男の子が顔の横に持ち上げた 「い」
- 上のほう、紙吹雪にまぎれて宙に舞う 「た」
- その少し下、大きく開いた手のひらの前に浮かぶ 「い」
- 中段左寄り、金髪の子が指をそえて見せている 「ん」
- 中段右、青い髪の子が片目をつぶって掲げる 「め」
- 最前列の中央、赤みの強い髪の子が両手で持つ 「て」
い・た・い・ん・め・て。この6文字を入れ替えると「めいたんてい」になる。文字の数も種類も過不足なく一致していて、余りは出ない。タイトルそのものが絵の中に散らばっていた、というオチだ。
なお公式はいまのところ答えを言っていないので、並び順や「誰がどの文字を担当しているか」に意味があるのかは分からない。分かっているのは、6枚を集めると「めいたんてい」が作れるということだけだ。
記録は『オールスターズF』を687人差で抜いていた
イラストのほうが目を引くが、そもそもの報告の中身もなかなかの数字だ。9月18日(金)に全国348館で公開された本作の週末3日間は、観客動員35万7612人・興行収入4億4558万4150円。公式サイトは「35.7万人」「4.4億円」と丸めているが、1人単位の内訳を載せたアニバースの記事を見ると土曜が動員14万9887人でいちばん伸びている。
これまでのシリーズ最高オープニングは、20周年記念作の『映画プリキュアオールスターズF』が持っていた動員35万6925人・興収4億3700万1330円。今回はそれを動員で687人、興収で858万円ほど上回った。20作品を全部出したお祭り映画を、単独タイトルが687人差で抜いたことになる。
公式サイトは続けて「シリーズ史上最高の興収20億円を狙える好調な滑り出しとなりました!」と書いている。『オールスターズF』の最終成績が動員123万人・興収15億4千万円なので、そこからさらに上を見ている格好だ。東映映画の公式アカウントも、同じ数字を並べてシリーズ歴代最高のスタートだと告知している。
反応はカード探しと「誰がいるか」探しに割れた
イラストが出てから、タイムラインの動きは大きく2つに分かれた。ひとつはカードを探して答えに行き着いた人たち。「4億おめでとうございます✨ 上北ふたご先生のイラストが見れて嬉しい😭悟と大福がいる〜〜 イラストの中に「めいたんてい」!!」と、キャラ探しとアナグラムの両方を一度に終わらせている人もいた。
もうひとつは、そもそも何が起きているのか分からずに固まった人たち。イラストは映画公式の投稿より1時間早く、オリコンなどのニュース記事で先に表に出ていて、そちらを引用して「この上北ふたごさんのイラストは一体なに?!?!」と書いている人もいた。仕掛けの説明を抜きに絵だけ流れてくれば、こうなるのも無理はない。
絵そのものへの反応も多かった。「この、めでたい報告に 上北ふたご先生のイラストもってくるの良すぎる……」と人選を褒める声や、「上北ふたご先生、なかよしの連載は終わっても、たんプリ映画の描き下ろしイラスト描いて下さってる!嬉しい😆」と、いまも描いてくれていること自体を喜ぶ声が並んだ。上北ふたご先生は『ふたりはプリキュア』から歴代のコミカライズを手がけてきた人で、20周年記念のイラスト集が出るくらいシリーズとの付き合いが長い。お祝い絵の担当としてこれ以上ない人選ではある。
次のカードは9月25日から配られる
ちなみにカード違いだが、劇場でもカードが配られる。第2弾の入場者プレゼント「はなまる発見★チェンジングカード」が9月25日(金)から10月1日(木)までの1週間限定で、数量限定・ランダム配布。デザインは「名探偵プリキュア!」「キミとアイドルプリキュア♪」「わんだふるぷりきゅあ!」の全3種で、動かすと絵柄が変わる仕様になっている。第1弾の「ポチタンミラクルライト」に続く配布物だ。
これから劇場に行くなら、売店のキュアット解決!ドリンクホルダーと合わせて帰りの荷物がそこそこ増える。作品の外でも『ストリートファイター6』とのコラボやガシャポンのアソートくじが動いていて、公開後のほうが忙しい。
描き下ろしイラストのほうは、答えを知ってから見返すと6枚のカードが急に目に入るようになる。まだ自力で探したい人は、この先は投稿の画像を拡大して探してみてほしい。6枚そろえば、あとは並べ替えるだけだ。