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ファーストキッチンの餅入り月見バーガー「月見もっち」2026、全8種で750円から

2026年9月4日 ・ トレンド「月見もっち ファーストキッチン 2026 値段 ウェンディーズ NY月見もっち」より

月見バーガーの話題はマクドナルドとケンタッキーで持ちきり、というのが例年の秋です。そこに9月3日の夕方、まったく別の店の名前が飛び込んできました。ファーストキッチンの月見バーガーには、たまごだけでなく餅が入っている。その投稿に約5.9万いいね(9月4日7時時点で59,671)が付いています。

投稿は9月3日15時53分。「ファーストキッチンにサクサクで伸びる餅が入った月見バーガーがあるって、どうして今まで誰も教えてくれなかったんですか」と書かれていて、添えられた2枚目は本人が買って食べた実物のアップです。商品名は「月見もっち®」といいます。

バズったのは新商品ではなく、毎年やっている定番

先に結論を書いておくと、これは今年ポッと出てきた新作ではありません。プレスリリースにはっきり「“月見もっち”®シリーズは、毎年ファーストキッチンにて秋季限定で販売しており話題となっている商品で、昨年はウェンディーズでも販売を開始し好評いただきました」と書かれています。

2026年の販売は8月27日(木)に始まっていて、10月上旬までの予定。つまりバズが立ったのは発売から1週間後で、店ではとっくに売っていた、という順番です。「知らなかった」がここまで伸びた時点で、告知が届いていなかったこと自体が証明されてしまった格好になります。

なお「月見もっち」がいつ始まったのかは公式が「毎年」としか書いていないので、何年目なのかは分かりません。はっきりしているのは、ウェンディーズ側でも売るようになったのは昨年からだという点です。

餅は店内で揚げてから挟んでいる

この商品のいちばん面白いところが調理工程です。リリースの表現をそのまま借りると「どちらのブランドも店内で揚げもちにするなど、わくわく感あふれる商品設計となっています」。餅を店で揚げて、それをバンズに挟んでいます。昨年のリリースはもう少し具体的で、「どちらのブランドも丸餅は店内で揚げ餅にしており、特製てりやきソースと絡めて出来立てを提供します」と書かれていました。昨年はタイトルからして「丸餅をお月様に見立てた月見バーガー」で、丸い餅が月の役をしています。

だから元の投稿にあった「サクサク」と「伸びる」が同居します。外は揚げたてでサクッと、中はちゃんと餅。それがバンズの間に挟まっていると思ってもらえばいいです。実際に食べた人の感想もその方向で、スパイシーチキン版を頼んだ人は「月見もっちスパイシーチキン、ほぼお餅。バーガーじゃなくてお餅。」と書いていました。チキンが辛くて涙目になった話も付いていて、餅と辛さが交互に来るらしいです。

2026年は全8種、750円から1,780円まで

今年は2つのブランドで各4種、合わせて8種類あります。ウェンディーズ・ファーストキッチンは「ニューヨーク」がテーマで、リリースいわく「濃厚でコクのある味わいと酸味が楽しめるソースやカリカリベーコンをあわせ、アメリカンな月見バーガーに仕立てました」という構成です。

ファーストキッチン側のテーマは「選べる楽しさ」。めんたいマヨソースと、てりやき×タルタルソースの2系統を用意しています。パティには今年4月に新しくなった「スマッシュパティ」が使われていて、これは月見に限らずファーストキッチンの土台が変わった話でもあります。

上4つがウェンディーズ・ファーストキッチン、下4つがファーストキッチンです。いちばん安いのは750円のチキン竜田バーガー2種、いちばん高いのはパティが2枚になる1,780円のダブル。同じ「月見もっち」でも1,000円以上の開きがあるので、どちらのブランドの看板を見て入ったかで体験がだいぶ変わります。

公式アカウントも9月3日18時に、2つのブランドの月見を並べて「どちらの月見バーガーが気になる?」と投げかけていました。バズの直後だったこともあって、こちらにも4,000を超えるいいねが付いています。

去年は黒トリュフ、今年はニューヨーク

昨年と比べると中身はけっこう違います。2025年は8月28日(木)から9月下旬までの販売で、ウェンディーズ5商品とファーストキッチン4商品の全9種。「香り高い刻んだ黒トリュフを使用した商品も2つラインナップします」とあるとおり、上位商品にトリュフを使っていて、最高値は1,450円でした。ファーストキッチン側の看板だった「チーズ月見もっち™バーガー」は、和の旨味にこだわるクラシックシリーズの第25弾という位置づけです。

今年はトリュフが消えてニューヨーク路線になり、種類は9種から8種に減っています。商品そのものが入れ替わっているので、去年のあの商品が何円だった、という並べ方はあまり意味がありません。分かりやすい変化は期間のほうで、昨年の「9月下旬まで」から今年は「10月上旬まで」に延びています。

細かい話をひとつ。昨年のリリースでは「月見もっち™」だった表記が、今年は「月見もっち®」になり、商品概要の末尾に「※月見もっち®はファーストキッチン株式会社の登録商標です。」という注記が入りました。他所が軽々しく名乗れない名前になった、ということです。

「どこで食べれますか」が並んだ理由

バズのあと、タイムラインでいちばん見かけたのは味の感想ではなく場所の質問でした。「月見もっちバーガーはどこで食べれますか」と聞く投稿があり、食べたいのに店が見つからないという声も並びます。「月見もっちバーガー食べたすぎてうざい」と自分でツッコんでいる人もいました。

理由は単純で、店の数です。リリースによると1977年創業のファーストキッチンは全国に30店舗、ウェンディーズ・ファーストキッチンは関東と関西を中心に74店舗(いずれも2026年8月18日実績)。2ブランドを足しても104店舗しかありません。全国どこの駅前にもある月見バーガーとは前提が違うので、「知らなかった」人が多いのも無理はない話です。

同じ秋の月見で言えば、マクドナルドの月見2026は「炙り牛すき焼き風月見」と夜マック限定のチーチー倍月見ケンタッキーは「とろ〜り月見」全5種モスは「黄金チーズソース」の月見フォカッチャコメダは焼き芋テーマのお月見祭と、今年も各社が出そろっています。そこに餅で殴り込むのがファーストキッチンの立ち位置です。

販売は10月上旬までの予定なので、まだ時間はあります。近所にあるかどうかだけ先に調べてから出かけたほうがよさそうです。

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