「花ざかりの君たちへ」ドラマのキャスト12人、舞台は4役が公演地で交代
日本テレビの新ドラマ「花ざかりの君たちへ」の出演者12人は、舞台にも出る。ただし舞台の野江・関目・難波・姫島の4役は、公演地で別の俳優になる。ドラマと同じ12人がそろうのは東京公演だけだ。
11月7日の朝に、原作の連載30周年企画として発表された。2007年版が「イケパラ」と呼ばれた、あの作品の新しい実写化だ。
難波南は大阪だけ別の人が演じる
舞台の公式サイトの配役表で、4役が公演地ごとに分かれている。
- 野江伸二は、東京が伊藤圭吾、大阪と愛知が持田悠生
- 関目京悟は、東京が冨田侑暉、大阪と愛知が高橋怜也
- 難波南は、愛知と東京が小林大悟、大阪だけ鈴木秀脩
- 姫島正夫は、愛知と東京が西山智樹、大阪だけVMA
ドラマでこの4役を演じるのは伊藤圭吾、冨田侑暉、小林大悟、西山智樹で、持田悠生、高橋怜也、鈴木秀脩、VMAは舞台から加わる(シネマトゥデイ)。配役表と並べると、4役とも東京はドラマと同じ俳優、大阪はドラマと別の俳優で、愛知は野江と関目が別、難波と姫島が同じになる。
どの街で観るかで、難波先輩の顔が変わる。観に行く場所を選ぶ理由が1つ増えた。
大阪公演の難波南を演じる鈴木秀脩が、本人の投稿で報告している。「あの難波先輩」を演じる日が来るとは、という喜びようだ。
芦屋瑞稀の河村花、佐野泉の長谷川慎、中津秀一の藤原樹は、配役表で公演地による分かれ方はない。校医の梅田北斗は、舞台で高崎翔太が演じる。
なぜこの4役だけ分けたのかは、公式サイトを見た範囲では説明が見つからなかった。
日本テレビ公式は、ドラマで発表された12人が舞台版にも出演すると説明している。誰がどの公演に立つかは、公演地ごとの配役表を見るのが確実だ。
舞台はドラマの直後に3都市で26公演
企画の公式説明は、ドラマ放送と、ドラマキャストが出演する舞台化のセットだ。THE RAMPAGE の長谷川慎と藤原樹も、ドラマと舞台の両方に出る。
12月に画面で見て、2月から3月に目の前で見る。同じ役を2回楽しめる並びだ。
舞台は大阪6公演、愛知4公演、東京16公演で、合わせて26公演になる。
先行の当選者は、プラス4,000円(税込)で前方席に上がれるアップグレードにも申し込める。ただし、これも抽選だ。
チケットの受付は、もう始まっている。
- キャスト先行(抽選)は11月7日10:00から11月23日23:59まで
- イープラス先行(抽選)は11月27日10:00から12月1日23:59まで
- ドラマ先行(抽選)は12月5日10:00から12月8日23:59まで
- アップグレード(先行当選者の抽選)は12月12日10:00から12月17日23:59まで
- 一般発売(先着)は12月19日10:00から
ドラマ先行の初日は、ドラマの初回放送と同じ12月5日だ。放送を見てから申し込んでも、先行には間に合う。
ドラマは土曜14時半から全8話
ドラマは全8話で、12月5日(土)から毎週土曜14時30分〜15時に放送される(シネマトゥデイ)。主演は河村花(芦屋瑞稀役)、長谷川慎(佐野泉役)、藤原樹(中津秀一役)の3人だ。
14時30分という枠は、監督本人の告知でも同じだ。
2007年版は火曜21時のフジテレビ系だった。今回は土曜の午後2時半で、時間帯がだいぶ違う。
Huluでは、毎話の放送後に「ディレクターズカット版」が独占配信される。シネマトゥデイによると地上波未公開シーンも入るので、地上波で見たあとにもう1回見る理由はある。
2007年版、2011年版と並べると
日本のテレビドラマとしては、2007年版、2011年版に続く形で、2011年版からは15年空いた。
- 2007年版は、7月3日から9月18日のフジテレビ系・火曜21時。堀北真希が主演で、佐野泉は小栗旬、中津秀一は生田斗真、難波南は水嶋ヒロ
- 2011年版は、7月10日から9月18日のフジ系リメイク。前田敦子が主演で、佐野泉は中村蒼、中津秀一は三浦翔平、難波南は桐山漣
- 2026年版は、芦屋瑞稀が河村花、佐野泉が長谷川慎、中津秀一が藤原樹、難波南が小林大悟
中津秀一だけ見ても、生田斗真、三浦翔平、藤原樹とバトンが渡っている。出典はドラマ版のWikipediaだ。
難波南も、水嶋ヒロ、桐山漣、小林大悟と来て、舞台の大阪だけ鈴木秀脩が加わる。並べたくなるのは、それだけ何度も見られてきた作品だからだ。
今年はTVアニメも、1月から3月に第1期、7月から9月に第2期が放送された。実写が来る前に、アニメで入った人もいるはずだ。
原作コメントは「原作一同」名義
原作者の中条比紗也は、2023年10月12日に亡くなっている。
今回の原作コメントの最初の一文は、「『花ざかりの君たちへ』の新たなドラマ化、そして初の舞台化が決定し、原作者・中条比紗也に代わりまして心より御礼申し上げます。」だ。末尾の名前は、『花ざかりの君たちへ』原作一同になっている。
ドラマと舞台だけでなく、この機会に原作コミックも読んでほしいと呼びかけるコメントでもある。
原作は『花とゆめ』で1996年20号から2004年18号まで連載され、単行本は全23巻。日本テレビ公式の表記では、シリーズ累計1,700万部になる。
放送開始まで、あと4週間。23巻なら、読めない量ではない。