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「薬屋のひとりごと」劇場版の主題歌は米津玄師「春が灯り」、参照したのは童謡

『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の主題歌が、米津玄師の書き下ろし「春が灯り(はるがともり)」に決まった。曲を作るときに参照したのは童謡だという。

発表は10月22日の夜。米津玄師本人のアカウントが20時26分に投稿し、レーベルのREISSUE RECORDSとTOHO animationの公式も同じ日に主題歌を告知した。

投稿は動画つきで、約3時間で10万いいねを超えた。

同時に、この曲を使った最新の予告映像も公開されている。

米津が参照した童謡は2曲

REISSUE RECORDSの公式ニュースには、米津本人のコメントが全文載っている。曲づくりの話はこう始まる。

この曲を作るにあたり、頂いた脚本を読み込む一方で参照したのは童謡でした。なかでも「チューリップ」と「あんたがたどこさ」に大きな影響を受けています。

コメントはこのあと、人と人との間の「継承」の話に続く。

人と人との間で生じる継承、その行く末は、必ずしも誰かの承認や公的な手続きを必要とせず、各々で勝手におさまり勝手に選び取っていくものだと思います。春が灯りという名前の曲です。よろしくお願いします。

脚本を読み込む一方で、参照先に選んだのは童謡だった。映画の主題歌の話としては、ちょっと意外な答えだ。

曲名の読みは「はるがともり」。コミックナタリーの記事にこの読みが添えられている。

「あんたがたどこさ」は肥後手まり唄

「あんたがたどこさ」は、手まりをつきながら歌う手鞠歌のひとつ。正式な題名は「肥後手まり唄」で、舞台は熊本市とする説と、埼玉の川越市とする説がある。

「チューリップ」のほうは、幼稚園や小学校で一度は歌った人が多いはず。どちらも、特別な音楽の知識がなくても口ずさめる曲だ。

どの部分に影響が出ているのかは、本人はコメントで明かしていない。曲を聴いて探すことになる。主題歌入りの本予告も上で見られる。

公開は12月11日、金ロも同じ夜

劇場版の公開日は12月11日(金)。同じ日の夜9時から、日本テレビの金曜ロードショーで「薬屋のひとりごと」スペシャルエディションが放送される。

金曜ロードショーの公式アカウント(@kinro_ntv)が、同じ22日の21時に告知していた。劇場版の公開記念の放送だ。

劇場版のあらすじと、曲ができるまで

物語は、5年前に後宮で命を落とした妃の「故郷へ帰りたい」という最期の願いから始まる。それを叶える命を壬氏が受け、猫猫は未南州の水上都市へ向かう。

曲は、原作者の日向夏さんと長沼範裕監督との打ち合わせを経て完成した。作品の公式サイトは劇場版の特設ページにある。

発表の詳しい内容は、コミックナタリーの記事でも読める。

薬屋の主題歌を歴代で並べる

TVアニメのほうは、クールごとにOPとEDの顔ぶれを入れ替えてきた。1期と2期で計8曲、いま放送中の3期の2曲を足すと10曲になる。

3期のEDを担当するEveの発表は、薬屋3期のEDがEve「AIYOU」に決まった記事にまとめてある。OPはヨルシカだ。

TVシリーズでは毎クール違う人気アーティストが続いてきた。劇場版でそこに米津玄師が加わった形になる。

米津の今年の映画タイアップ

米津玄師は今年、映画がらみの曲が続いている。7月公開の『キングダム 魂の決戦』では主題歌「夜鷹」を書き下ろした。

2027年1月15日公開の劇場版『虎に翼』では、朝ドラの主題歌だった「さよーならまたいつか!」がオープニングテーマに決まっている。経緯は劇場版「虎に翼」の主題歌の記事に書いた。

そこへ今回の「春が灯り」が加わり、公開は12月11日になる。

薬屋まわりの話は、一番くじの劇場版ラインナップや、初の家庭用ゲームの発売発表もあわせてどうぞ。

童謡のどこが出てくるのか、予告の「春が灯り」を聴いて探してみて。

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