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「日」が一文に8個、しかも全部読み方が違う…ラトビア人の指摘に日本人が悶絶

2026年7月13日 ・ トレンド「日 読み方 全部違う ラトビア人 日本語」より

普段なにげなく読んでいる日本語を、外国から来た人にあらためて突きつけられると、「え、確かにこれ狂ってるな…」と我に返ることがあります。今回話題になったのは、まさにその“気づかされる系”の一撃。「日」という漢字だけで日本語のカオスさを証明してみせた投稿です。

投稿したのは、“日本推しラトビア人”として知られるアルトゥル・ガラタ(@ArturGalata)さん。独特の武将口調で日本語のツッコミどころを指摘する人気アカウントです。今回槍玉に挙げたのは、こんな例文でした。

二日経って、今日一月一日は日曜日。日本は祝日で晴れの日

一見なんてことのない文章ですが、よく見ると「日」という漢字が繰り返し登場します。そしてアルトゥルさん曰く、「『日』の読み方、全て異なっているではないか!! そなた達が普通に読めているのが不思議だ!! インテル入ってるのか!!」。この“インテル入ってるのか”という締めのボケも効いて、投稿は3万を超えるいいねを集めました。

数えてみたら「日」が8個、読み方は総ざらい

言われて初めて数え出す人が続出したので、こちらでも整理してみます。この一文に含まれる「日」を順番に拾うと

  • → ふつ
  • きょう
  • → ついたち
  • にちよう(ここだけで2個)
  • 本 → ほん
  • → しゅくじつ
  • 晴れの → はれの

「日曜日」の中に2個入っているので、合計するとなんと8個。しかも読み方は「か・きょう・たち・にち・び・に・じつ・ひ」と、ほぼ総ざらいで一致するものがありません。同じ一文字を、これだけ違う音で読み分けているわけです。改めて字面で並べられると、「よくノールックで読めてるな自分」と感心してしまいます。

なぜこんなことになるのか。音読み・訓読み・熟字訓の合わせ技

種明かしをすると、日本語の漢字は基本的に「音読み(中国由来の読み)」と「訓読み(日本語をあてた読み)」の2系統を持っています。「日」だと、音読みが「にち・じつ」、訓読みが「ひ・か」。日本=にほん、祝日=しゅくじつは音読み、晴れの日=ひ、二日=かは訓読み、という具合に、単語ごとにどちらを使うかが変わります。

さらに厄介なのが「今日(きょう)」「一日(ついたち)」のような熟字訓。これは漢字一文字ずつに読みを割り当てるのではなく、「今日」「一日」という熟語のかたまりに対して特別な読みをあてる方式で、理屈で分解できません。日本人も一つひとつ暗記して身につけているだけで、ルールで導いているわけではないのです。アルトゥルさんの「不思議だ」という感覚は、言語学的にもまったく正当なツッコミなのでした。

「確かに意味不明」当の日本人が白旗

投稿のリプライやコメントには、日本語ネイティブからの降参の声が並びました。「日本人だけど言われて初めてバグに気づいた」「無意識で読み分けてる自分が怖い」「これを子どもに説明しろと言われたら詰む」と、母語話者ほど動揺しているのが面白いところ。日本語学習者からは「これがあるから漢字の勉強は終わらない」という嘆きも寄せられていました。

同じアルトゥルさんは以前にも、🍘の絵文字が外国人には「ビルの向こうの満月」に見えるという指摘でバズっており、“日本人が当たり前すぎて気づかない死角”を突くのが本当にうまい人です。ネイティブが無意識でこなしている芸当ほど、外から見ると超絶技巧に映る。そんな当たり前を再発見させてくれる一枚でした。次に「一日(ついたち)」と打つとき、ちょっとだけ自分を褒めてあげてもいいかもしれません。