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「モモンガ飛べるモン」mineチャームは全5種、名前はクッキーとココとソラ

傘の持ち手やバッグの取っ手に引っかけておく、あの小さいチャーム。そこにモモンガが来る。エールのカプセルトイ「モモンガ飛べるモン! mineチャーム」が2026年12月発売で、全5種・各300円だ。ガチャの新作情報を出しているアカウントが9月22日の21時すぎに台紙の画像を上げたところ、2,300いいねを超えて伸びた。

投稿の一行目は「飛べるもん!!めじるしパーツ付き!」。台紙の中央には、手足をめいっぱい広げて滑空しているモモンガが大きく載っている。背景は雪の積もった細い枝だ。

5匹には名前が付いている。色の名前ではない

台紙の下段には5個のチャームが横一列に並んでいて、それぞれの下に名前が書き添えられている。左からクッキー、ココ、ソラ、チョコ、モモ。

  • クッキー … クリーム色
  • ココ … グレー(台紙で大きく写っているのはこの子)
  • ソラ … 青みがかったグレー
  • チョコ … 淡いピンク
  • モモ … 濃いめのピンク

並べてみると、名前と色がきれいに対応していないことに気づく。クッキーがクリーム色、ソラが空っぽい青、ここまでは素直だ。ところがチョコは茶色ではなくピンクで、しかもモモもピンク。ココに至ってはグレーで、飲み物のココアを思い浮かべると完全に外れる。

つまりこれは「カラーバリエーションに色の名前を振った」のではなく、5匹の個体に名前を付けたという作りになっている。だから回した人は「グレーが出た」ではなく「ココが出た」と言える。同じどうぶつ系のガチャだと、ぬいぐるみの「オーさんしょうさん」でも名前の付いていない子の名前が話題になっていたが、名前があるだけでダブりの見え方まで変わるのは面白いところだと思う。

白いリングとナスカンが付いた「めじるし」仕様

チャーム本体の上には、白いリングと金属のナスカンが付いている。リングは輪が大きく、傘の持ち手やバッグの取っ手、水筒のハンドルにくるっと通せそうな太さだ。告知が「めじるしパーツ付き」と書いているのはこの部分を指している。

本体は起毛のフロッキー加工で、台紙には手書き風の文字で「きゅるきゅるおめめとふんわりフロッキー」「ふぁさッ」と入っている。ツルツルの樹脂ではなく、短い毛を植えて毛並みの質感を出すやり方だ。モモンガの飛膜のふちがぼわっと見えるのも、この加工のおかげになる。

「めじるしチャーム」と「mineチャーム」で呼び名が割れている

この商品、ネット上では2つの名前で流れている。8月27日にガチャ情報アカウントが出した告知は「モモンガ飛べるモン めじるしチャーム」で、通販の予約ページにも「めじるしチャーム」表記が混ざる。一方、台紙の右上に刷られているロゴは mine charm(下に小さく「マインチャーム」)で、9月22日の告知も「mineチャーム」と書いている。

からくりは、シリーズ名とジャンル名が混ざっていることにある。「めじるしアクセサリー」はバンダイがガシャポンで展開しているシリーズの名前で、『パックマン』が増えたオタマトーンの第2弾やプロ野球12球団のマスコット版もこの枠から出ている。シリコンリングでぶら下げる小物がまとめて「めじるし」と呼ばれるようになったのは、このシリーズが広まったからだ。

エールの mineチャームは、同じ構造を別の会社が自社のシリーズ名でやっているもの。ガチャ情報アカウントは通りのいい「めじるし」で書き、メーカーの台紙は自社のシリーズ名で刷る。検索するときはどちらの表記でも同じ商品にたどり着くが、12月に実際の棚に並ぶ台紙に入っているのは mine charm のほうだ。

mineチャームは200円が基本で、300円は少数派

mineチャームはモモンガだけの単発シリーズではない。ガチャガチャアイランドのエールの新作一覧を見ると、2026年8月から12月の発売分だけで「フルーツ」「キノコ」「カエル」「クリオネ」「海月」「麻雀牌」「え!!と(干支)」「シマエナガ」など、30近い mineチャームが並んでいる。エールの主力ラインと言っていい本数だ。

価格はほとんどが1回200円で、300円が付いているのは「虚無。~魂~うーぱーるーぱー」「はんぺん君」、そして今回のモモンガくらいしかない。しかもこの300円組は3つとも全5種でそろっている。200円の枠には全8種や全13種といった大所帯が混ざることを考えると、300円は種類を絞って1個あたりの作り込みに寄せた枠に見える。

300円・全5種・12月という数字は、8月26日の時点ですでに出ていた。カプセルトイの会社で働いているという人が、エール公式アカウントを付けて写真とともに投稿している。

本物のモモンガは、飛ばずに滑空している

商品名は「飛べるモン!」だが、実際のモモンガは羽ばたいて飛んでいるわけではない。前脚と後脚の間に張った飛膜を広げ、高いところから降りる勢いを使って滑るように移動する。グライダーに近い動き方だ。

シャープのネイチャーテクノロジーのページによると、無風でも10mほどの高さから10〜15mは滑空でき、風に乗れば40〜50m、100m飛んだという記録もある。柔らかい飛膜をたわませて風をつかみ、平たい尻尾で姿勢を保つのが滑空のコツらしい。

チャームの姿勢が、手足を前後に伸ばして体を平らにした「あの形」なのは、そういうわけだ。座った姿でも丸まった姿でもなく、滑空している一瞬をそのまま固めている。台紙の背景が雪の枝なのも、冬に見かけるあのシルエットを狙ったものだろう。

発売は2026年12月。全5種セットの予約はすでに通販に出回っているが、筐体に入るのはもう少し先になる。棚で5匹を見つけたら、値段より先に名前を確認してみてほしい。グレーがココで、クリーム色がクッキーだ。

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