ミセス「本と彗星」が映画「君の話」主題歌、正体はPOPSの4曲目
映画「君の話」の主題歌は、ミセスの「本と彗星」。アルバム『POPS』の4曲目に入っている曲だ。
つまり、発表を見てから探しに行けば、もう普通に聴ける。新曲の告知を待つパターンとは逆で、曲のほうが先に出ていた。
公式が朝8時に発表
発表は10月12日の朝8時。Mrs. GREEN APPLEの公式Xがこう投稿した。
本文は「アルバム『POPS』収録曲『本と彗星』が決定しました」。わざわざ「収録曲」と書いてあるのがポイントで、主題歌として新しく出す曲ではない。
投稿から3時間ほどで、いいねは1万2千を超えていた。
発表の12日前に出ていた曲
『POPS』は9月30日に出たミセスの6枚目のオリジナルフルアルバムで、全16曲入り。並びはこうなっている。
- 1曲目「Brand New」
- 2曲目「共犯」
- 3曲目「シンデレラ」
- 4曲目「本と彗星」
- 5曲目「ア・ポステリオリ」
最後の16曲目は「Variety」。曲順はアニメイトの商品ページで確認できる。
アルバムを買った人や配信で聴いた人は、主題歌だと知らないまま12日間この曲を聴いていたことになる。
映画のために書いた曲なのか、アルバム曲から選ばれたのかは、今回の発表では触れられていない。
「本と彗星 歌詞」で調べている人も多いと思う。歌詞はアルバムの歌詞カードか、配信サービスの歌詞表示で読める。
原作は2018年の小説
映画の原作は、三秋縋の小説『君の話』(ハヤカワ文庫)。THE FIRST TIMESの記事によると、2018年7月の刊行から重版を重ねてきた作品だ。
話の筋はちょっと変わっている。主人公の大学生・千尋は、つらい過去を忘れるために記憶を消す治療を受ける。
ところが目覚めると、記憶は消えていなかった。代わりに、会ったこともない幼なじみ・灯花との初恋の思い出が残っていた。
そして、作られた記憶の中にしかいないはずの灯花が、現実に現れる。彼女は誰なのか、ふたりの記憶は本物なのか、という話だ。
曲名に「本」が入っていて、原作が本。偶然かどうかは分からないけど、並べると出来すぎに見える。
北村匠海と出口夏希
Real Soundの記事によると、主人公の千尋を北村匠海、ヒロインの灯花を出口夏希が演じる。
脚本は吉田恵里香。NHKの連続テレビ小説『虎に翼』や、ドラマ『恋せぬふたり』を書いた人だ。監督は『やがて海へと届く』の中川龍太郎。
北村匠海は『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を取っている。今度は『君の話』で、また「君の」で始まる純愛ものになった。
公開は11月27日
映画は11月27日(金)に全国公開される。曲はもう手元で聴けるので、公開までに聴き込んでおくこともできる。
ミセスは『POPS』の発売前に、渋谷駅前に問いかけだけの広告を出していた。その中身はミセスの渋谷広告の記事で全部書き出している。
ストリーミングの記録についてはオリコンの累積300億円突破の記事にまとめた。映画館で流れるのを聴いてから、アルバムの4曲目に戻ってみるのもいいと思う。