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「オクサレ様」の正体は河の神、どんぐり共和国のメモスタンドは4,950円

『千と千尋の神隠し』で、ヘドロまみれのまま油屋に乗り込んできたあの客がいます。従業員たちが「オクサレ様」と呼んで逃げ回っていた、あれです。ただ、あれは本当の名前ではありません。ジブリ作品のグッズ店「どんぐり共和国」が9月16日に告知した新商品では、同じキャラクターに「河の神」という名前が付いています。しかも4,950円のメモスタンドとして。

「河の神メモスタンド」は4,950円、今週末から順次入荷

告知したのは「ジブリがいっぱい どんぐり共和国【公式】」(@ghibli_dongurep)のX。投稿は9月16日の夕方で、書き出しがいきなり「 ..よきかな 」です。劇中で去り際に残していく、あの一言から始まります。

投稿にあるのは「河の神メモスタンド ¥4,950」の一行で、その上に作品名の「千と千尋の神隠し」が置かれています。そして「今週末より順次入荷!」とあるので、店頭に並ぶのは9月19日からの土日あたりということになります。

「オクサレ様」は現場での呼び名で、正体は名のある川の主

劇中でオクサレ様と呼んでいたのは油屋の従業員で、本人が名乗ったわけではありません。千尋が体に刺さっていたトゲのようなものを引っぱると、出てくるのは自転車をはじめとした大量のゴミ。全部を引きずり出したところで本来の姿に戻り、「よきかな」と残して空へ飛んでいきます。まとわりついていたヘドロは川に捨てられたゴミで、腐っていたのは神様ではなく川のほうだった、という話です。

だから商品名が「オクサレ様」ではなく「河の神」になっているのは、間違いでも言い換えでもありません。劇中では最後まで名前で呼ばれなかったキャラクターを、グッズの名前が正面から呼んでいる形です。「オクサレ様 正体」で検索してしまった人は、公式の商品名がそのまま答えになっています。

銅色の顔に、波紋が彫られた金色の台座

公式の紹介文は「薬湯で浄化されたような美しい色味と重厚感のあるつくり。」「神秘的な雰囲気をまとった河の神が、メモスタンドとして登場いたします。」の2文。そのうえで「穏やかな表情をしているように見えますね✨」と付け足しています。

写真を見ると、顔は銅色というかブロンズ調で、彫り込まれた線が全体に走っています。目は閉じていて、口元は歯が輪のように並んだ下あごだけが細い支柱に浮いている構造。頭のてっぺんにも金属のクリップが付いていて、メモを挟むのはこの部分です。

面白いのは台座で、金色の円盤に同心円の波紋が彫られています。水面に立っている見立てになっていて、支柱1本で顔を支える形。ヘドロまみれだった状態ではなく、湯屋で洗い流したあとの姿を置物にしている、というのが色味の説明にもつながります。

そらのうえ店のメモスタンドは715円、これは桁がひとつ違う

公式通販「どんぐり共和国そらのうえ店」で「メモスタンド」を検索すると20件出てきますが、並んでいる価格はどれも715円です。そこに4,950円が来るので、同じ「メモスタンド」でも枠が違います。金属の造形物にメモを挟む機能が付いている、と考えたほうが近そうです。

なお、9月16日の告知時点では、そらのうえ店を「河の神」で検索してもこの商品は出てきません。まずは実店舗から順次、ということになります。どんぐり共和国を運営しているのはベネリック株式会社で、JUMP SHOPやドラえもん未来デパート、日本初のスター・ウォーズ常設オフィシャルストアも同じ会社です。

机の上に河の神を置いておくと、メモを取るたびに「よきかな」が挟まることになります。週末にどんぐり共和国の前を通るなら、レジ横あたりを見てみてください。

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