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「フリーダム強奪事件」がZEROで映像化、奪われるのはストライクフリーダム

『SEED FREEDOM』の前日譚で、ストライクフリーダムが奪われる。新作『ZERO』の公式あらすじで、そこまではっきり書かれた。

2026年10月9日の朝5時、ガンダムSEEDの公式アカウントが『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の劇場公開日を発表した。2027年1月15日(金)公開。同じタイミングで公式サイトにあらすじと新キャラ・新MSの情報が載った。

発表はニューヨーク・コミコン(NYCC)のパネルに合わせたもので、同じ内容がガンダムチャンネルでも日本時間の未明に配信された。予告編も公開されている。

奪われるのはストフリ

公式サイトのニュースに載ったあらすじは、こう始まる。

「C.E.74。大きな戦いを終えた世界で、シンは自らが進むべき道を見出せずにいた。」

主人公はシン・アスカ。『DESTINY』の戦争が終わった直後で、まだ行き先が決まっていない頃のシンが軸になる。

事件はその先だ。ザフトからオノゴロ島のコンパス暫定基地へ、かつての戦場を戦い抜いたMSが移送される。そしてその夜、「ストライクフリーダムガンダム」が何者かによって強奪されてしまう。

つまり「フリーダム強奪事件とは何か」の答えは、オーブの基地に運ばれたストライクフリーダムが一晩で盗まれる事件、になる。

公式はこの名前を使っていない

ひとつ注意しておくと、公式のあらすじにもニュース本文にも「フリーダム強奪事件」という言葉は出てこない。これは『FREEDOM』のころからファンやメディアが使ってきた呼び名だ。

それでも検索ではこの名前で探されている。2024年11月に『ZERO』の制作が発表されたときから、映画の中で出てきたフリーダム強奪事件が描かれるのでは、とSNSで話題になっていた(GAME Watch)。今回のあらすじで、その予想が当たっていたことが確定した形だ。

FREEDOMの伏線になる事件

なぜファンがこの事件を気にしていたかというと、『SEED FREEDOM』の話の前提に関わっているからだ。

Wikipedia の『SEED FREEDOM』の項目によると、小説版では事件は本編の半年前のこととされる。アークエンジェルに引き渡されたストライクフリーダムがテロリストに奪われ、地上の施設を襲った。

それを鎮圧したのが、現場に急行したファウンデーションのMS部隊だった。この件で、オーブとコンパスはファウンデーションに借りができたとされる。ラクスはこの介入を「タイミングが良すぎる」と怪しんでいたという。

映画本編ではさらっと触れられるだけだった出来事が、丸ごと1本の映画になる。オーブ側がファウンデーションに作った「借り」がどう生まれたのかを、映像で確かめられることになりそうだ。

初代SEEDの“強奪”とは別

ガンダムSEEDで「フリーダムが奪われた」と聞くと、初代SEEDを思い出す人もいると思う。

初代では、ラクスがクライン派のルートでフリーダムをキラに渡した。その様子を政府に知られ(36話)、ラクスは国家反逆罪で指名手配されている(Wikipedia「ラクス・クライン」)。ザフト側から見れば、これも機体を持ち出された一件だ。

今回の『ZERO』で描かれるのは、それとは別の事件になる。奪われるのは初代のフリーダムではなく、ストライクフリーダム。時代も『DESTINY』のあとのC.E.74だ。

レオナードが初めて映像に

キャスト発表で目を引いたのが、レオナード・バルウェイの登場だ。

この人物の初出は、『SEED FREEDOM』の入場者特典として書き下ろされた小説「月光のワルキューレ」。映像作品に出てくるのは『ZERO』が初めてで、声は小野大輔さんが担当する。特典小説を読んでいた人には、ようやく顔と声が付くことになる。

検索候補に「フリーダム強奪事件 レオナード」が並んでいるのも、このキャラが事件とどう関わるのかを知りたい人が多いからだと思われる。あらすじの時点では、そこはまだ明かされていない。

新規MSとしては「グフイグナイテッドカスタム」の登場も発表された。

シナリオは前から書かれていた

もうひとつのへぇポイントが、シナリオの出どころだ。

公式によると『ZERO』は、『SEED DESTINY』の放送後、『SEED FREEDOM』の企画中に書かれていたシナリオを映像化したもの。書いたのはシリーズ構成の両澤千晶さん、森田繁さん、福田己津央監督の3人だ。

『FREEDOM』の企画の段階で、前日譚の中身まで決まっていたことになる。『FREEDOM』は興行収入50億円、観客動員300万人を超え、ガンダムシリーズの劇場作品の最高興行収入を塗り替えた。その前の話が、あとから正式に1本の映画になるわけだ。

劇場公開の決定自体は2026年5月の時点で発表されていて、今回は公開日とあらすじが出た回だった。強奪犯が誰なのかは、あらすじでは「何者か」のまま伏せられている。

ガンダムシリーズの新作の話は、「XARX-ZERO」の読み方の記事でも書いている。『FREEDOM』をもう一度見ておくなら、ファウンデーションが出てくる場面に注目しておくと1月が楽しくなりそうだ。

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