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東京の8月の熱帯夜は2026年が6日だけ、1993年以来33年ぶりの少なさ

2026年9月1日 ・ トレンド「東京 熱帯夜 2026 8月 日数 33年ぶり」より

今年の8月、夜そんなに寝苦しくなかったな。エアコン切って寝られた日あったな。そう思っていた人、気のせいではありませんでした。東京の8月の熱帯夜は、たったの6日です。

東京の8月の熱帯夜、2026年は6日だった

8月31日の夕方、気象アカウントのゆう(お天気)さんが、東京の8月の熱帯夜(最低気温25℃以上)の日数を10年ぶん並べた表を投稿しました。表示242万、いいね2.2万まで伸びています。

締めの一行が「東京で8月の熱帯夜日数が6日以下になったのは1993年以来33年ぶり」。並んだ数字を見ると、2023年が29日、2025年が24日、2024年が23日と、20日台がふつうに続いています。この10年で2番目に少ない2017年でも8日。6日はきれいに飛び抜けて少ない数字です。

去年は24日、猛暑日は18日から3日に減った

気象庁の「過去の気象データ検索」で東京の8月を1日ずつ数えると、最低気温が25℃以上だったのは8月1日、7日、8日、21日、25日、26日の6日でした。去年の同じ8月は24日あったので、ざっくり4分の1です。

差が出ているのは夜だけではありません。月の平均気温は29.6℃から26.7℃へ、猛暑日(最高35℃以上)は18日から3日へ落ちています。8月なのに最低気温が19.6℃まで下がった日もありました。夏用の布団だと明け方に寒くて丸まっていた、あの日です。

前に6日以下だったのは1993年までさかのぼる

こちらでも1990年から2026年までの8月を全部取って数え直しました。結果は投稿のとおりで、1994年から2025年までに熱帯夜が6日以下だった年はありません。いちばん少ない年でも7日(1996年・2001年・2016年)で、6日の壁はけっこう厚めです。

その前の6日以下が1993年で、この年は3日。平均気温24.8℃、猛暑日ゼロ、真夏日も10日しかありません。今年よりさらに涼しい8月でした。

「33年ぶり」には観測地点の引っ越しも効いている

リプ欄には、数字の読み方に補助線を引く指摘が付いていました。東京の観測地点は2014年12月2日に大手町から北の丸公園へ移っていて、北の丸公園では最低気温が約1.4℃低く出る。つまり1993年の3日は大手町で数えた3日、今年の6日は北の丸公園で数えた6日で、条件がそろっているわけではありません。

投稿者本人も返信で内訳を出していて、今年は最低気温が24℃台だった日が3日あり、大手町ならその3日も熱帯夜に乗った可能性が高いので「それを含めると9日」。ほかに23℃台が6日、25℃を確実に超えないであろう23℃未満が16日あったそうです。指摘した人は「今年の大手町なら10日はあると思います」と見ています。

ただ、去年の24日も同じ北の丸公園で数えた24日です。地点の差を差し引いても、今年の8月の夜が去年よりだいぶ涼しかったこと自体は動きません。

「湿度が高くて不快指数は高い」という声も

数字を見た人からは「意外でしたこんなもんだったんですね。」という反応が返っていました。体感とのズレを湿度のせいにする人もいて、「湿度が高くて不快指数は高いと感じます」「ただし湿度は高いから以前より就寝中にエアコン使ってる」といった書き込みも並んでいます。たしかに最低気温24.9℃は熱帯夜にカウントされませんが、寝苦しさは1℃では消えません。

気温の記録つながりだと、40℃を観測したことがない都道府県が20県だけになった話や、7月にざわついた35℃を表す“悪魔降臨しそう”な天気マークもあります。ちなみに気象庁の過去の気象データ検索(東京・1993年8月)のようなページは誰でも見られるので、自分の住んでいる街の8月も同じように数えられます。今年の夜、涼しかった気がするんだけど、を答え合わせしてみてください。

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