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「矢場味仙」東京2号店は恵比寿、神田・新橋の味仙とは別系統

矢場味仙の台湾ラーメン。赤い唐辛子とひき肉、ニラがのった辛いスープの麺
画像: 矢場味仙の台湾ラーメン(CC BY-SA 4.0 / Uenokou, via Wikimedia Commons)。当サイトで縮小・切り抜きをしています。改変後の画像も同じ CC BY-SA 4.0 で提供します

名古屋の台湾ラーメン「矢場味仙」の東京2号店は、恵比寿にできる。場所は渋谷区恵比寿西で、開業は10月下旬から11月の予定だ。

発表したのは矢場味仙の東京公式アカウント。10月4日の夕方に投稿され、その日のうちに2,700件を超えるいいねが付いた。

住所は「恵比寿西1-13-2 サンキビル 1F」。開業日はまだ決まっておらず、決まったら同じアカウントで発表するとしている。

添付の画像は店のイメージで、赤い庇に「矢場味仙」の看板を掲げた外観と、赤い椅子が並ぶカウンター席が描かれている。

道玄坂から1年で2店目

矢場味仙の東京1号店は、渋谷の道玄坂に2025年10月3日にオープンした。住所は道玄坂1-17-7で、1階と2階を使う店だ。

今回の発表は、その開業からほぼ1年たったタイミングになる。同じ渋谷区の中で、道玄坂の次は恵比寿という順番だ。

東京の「味仙」は1つじゃない

ここで引っかかる人がいるかもしれない。東京には、矢場味仙が来る前から「味仙」があったからだ。

JR神田駅の西口から歩いて1分の「郭 政良 味仙 東京神田西口店」と、2019年に開いた「郭 政良 味仙 東京ニュー新橋ビル店」の2つがそれにあたる。

ただ、この2店は矢場味仙とは系統が違う。矢場味仙の公式サイトのグループ一覧でも、神田と新橋は「郭 政良 味仙」の名前で、矢場味仙とは別の店として並んでいる。

味仙は5兄弟の店

なぜ同じ名前の店が別々にあるのか。理由は店の成り立ちにある。

矢場味仙の公式サイトの歴史ページによると、味仙は創業者夫妻の子ども5兄弟が、それぞれ「味仙」として開いた店だ。

始まりは1962年、長男が開いた今池本店。台湾ラーメンも、台湾の担仔麺(タンツーメン)を辛くアレンジして、今池本店がまかないとして出したのが始まりとされている。

矢場味仙の系列は、1981年に長女が開いた下坪店から始まった。そこから1999年に矢場味仙が開業している。

Wikipediaによれば、各店は兄弟それぞれの独立採算で、一部のメニューにも差があるという。同じ「味仙」でも、どこに入るかで中身が少しずつ違う。

神田の味仙はどう違う

矢場味仙の歴史ページは、神田の店についても触れている。神田店は1987年に三男が開いた日進竹の山店の系統で、名古屋で食べる台湾ラーメンより辛めで、ミンチも多めなのが特徴だという。

つまり東京で「味仙」を食べるなら、選べる系統がすでに2つある。神田・新橋の郭政良系と、道玄坂・恵比寿の矢場系だ。

どっちが本物か、という話ではない。どちらも同じ5兄弟から分かれた店で、矢場系は長女、神田は三男の流れという違いがあり、味の方向が少し違うだけだ。

公式サイトのグループ一覧には「記載の店舗以外は味仙グループと関係がない」という注意書きもある。名前の似た店が多いぶん、行く前に一覧で確かめておくと迷わない。

本店は364人入る3階建て

名古屋の矢場味仙本店は3階建てで、全店舗の中でいちばん広い。収容は364人と、ラーメン屋というより宴会場に近い規模だ。

恵比寿の店の席数は、まだ公表されていない。

東京の矢場系はこれで2店になる。開業日が出たら、公式の店舗一覧と東京公式のXをのぞいてみてほしい。今池本店の系統が気になる人は、味仙 今池本店の公式サイトも見比べてみると違いが分かる。

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