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「ラーメン三銃士」とは?元ネタは美味しんぼ38巻、アニメに出ない理由

ラーメン三銃士(らーめんさんじゅうし) ・ 2026年10月9日 公開

「ラーメン三銃士を連れて来たよ」。元ネタは『美味しんぼ』第38集「ラーメン戦争」で、麺・スープ・具の専門家3人が並んで自己紹介するコマです。1988〜1992年のテレビアニメが映像化したのは原作34巻までなので、アニメには出てきません。

このコマが、ふたば☆ちゃんねるでコラ画像の定番素材になりました。3人の担当を別の何かに差し替えるだけで新作ができるので、今もときどきタイムラインに流れてきます。

「ラーメン三銃士」とは?

『美味しんぼ』に出てくる、ラーメン店を立て直すために呼ばれた専門家3人組のことです。ネットでは、この3人が並ぶコマを改変したコラ画像や、「〇〇三銃士を連れてきたよ」という言い回しそのものを指して使われます。

原作の表記は「連れて来たよ」ですが、検索では「連れてきたよ」と打たれることが多いようです。どちらで探しても同じ場面の話です。

元ネタは38巻「ラーメン戦争」

舞台は、井本春代が営むラーメン店「金銀軒」です。店は流星組に押されて苦しくなっていて、そこに日本ラーメン総合開発研究所の所長・長井伸助が現れます。

長井の第一声が「ラーメン三銃士を連れて来たよ。」でした。店側が「ラーメン三銃士?」と聞き返し、続いて3人がそれぞれ一言ずつ挨拶します。

担当は麺の乃士勇造、スープの出川実、チャーシューやメンマなど具の多木康の3人です。台詞は「うっす、よろしく。」「がんばります、よろしく。」「よっす、どうも。」で、内容はほぼ挨拶だけ。

ラーメンを要素で3つに割って、それぞれに専門家を1人ずつ付けるという発想が妙に律儀です。しかも3人とも挨拶が軽い。この組み合わせが、何度見てもじわじわくる理由になっています。

2026年9月19日には『新 美味しんぼ』のTVアニメ制作が発表されました(新美味しんぼTVアニメ化の記事)。ただ、どのエピソードを扱うかは発表されていません。三銃士が動く姿を見られるかどうかは、今のところ分からないです。

ミームになった経緯

登場シーンのインパクトが強く、ふたば☆ちゃんねるでコラ画像の定番素材になったとされています。最初のスレがいつ立ったのか、確定的な初出の記録は残っていません。

ネットに残っている古い足跡としては、2010年1月24日にニコニコ動画へ投稿された「ラーメン三銃士がニコニコ動画にやってきたよ!」があります。再生数は4万を超え、タグには「ふたば☆ちゃんねる」が付いています。ふたば発のネタがニコニコへ持ち込まれた流れが読み取れます。ニコニコ大百科に記事ができたのは2013年12月4日です。

コラの基本形は、3人の専門分野を別のものに差し替えるやり方です。最初の2人はまともな担当で、3人目でオチをつける作りが多い。顔の部分を他作品のキャラに置き換える型もあります。

元の台詞が挨拶だけで中身がないので、肩書きさえ変えれば何の三銃士にでもなれる。素材として使いやすいのはこのためです。

2026年には寄生獣コラの流行の中で、この場面が『寄生獣』のコマで描き直されました。元ネタを2つ重ねた作りなので、両方知っている人ほど笑えるタイプのネタです。

使い方・例文

コラ画像を指す名詞として使うほか、誰かを専門家っぽく紹介するときの言い回しとしても使われます。「〇〇三銃士」と言い換えるのが定番です。

  • 「課題やばいから締切三銃士を連れてきたよ」
  • 「このラーメン三銃士コラ、3人目で絶対笑う」
  • 「ラーメン三銃士って何話?と思ったらアニメには出てなかった」
  • 「推しの布教のために沼三銃士を連れてきたよ」

関連する言葉

同じ『美味しんぼ』発のネットミームでは、トンカツ屋の店主の台詞を改変する「いいかい学生さん」が有名です。あちらは文章を書き換えるコピペの型で、ラーメン三銃士は画像を差し替えるコラの型、という違いがあります。

画像の一部を雑に合成して笑いにする文化としてはクソコラが近い仲間です。ラーメンと漫画ネタの組み合わせでは、来店する評論家が「ラーメンハゲ」に見えると話題になったラーメン屋経営ゲーム『Japanese Ramen Simulator』もあります。

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