「覇権アニメ」とは?意味・由来(円盤売上)・使い方をわかりやすく解説
新作アニメシーズンのたびに話題になる 「覇権アニメ」。“覇権”という強い言葉の中身を、由来から解説します。
「覇権アニメ」とは?
覇権アニメは、そのクール(期間)で“最も評価された・話題になったアニメ”を指す言葉です。「覇権を取った」という表現で、そのシーズンの頂点に立った作品をたたえます。ただし、「何をもって覇権とするか」の基準は、時代とともに変化してきました。
由来(もとは円盤の売上)
もともと覇権は、1クール(約12〜13週)のうち、いちばん「円盤(DVD・Blu-ray)が売れたアニメ」を指す言葉でした。ネット配信が主流でなかった時代は、「作品をくり返し見たい=円盤を買う」しかなく、円盤が売れる=何度も見たいほど優れた作品という指標になっていたのです。この用法は、2ch(5ch)の「売りスレ(売上を語るスレッド)」で使われていました。
使い方
- クール覇権:その季節(冬・春・夏・秋)で1位のアニメ
- 年間覇権:クール覇権のなかで、その年もっとも売れたアニメ
意味の広がり
近年は配信が主流になり、円盤の売上だけでは人気を測れなくなりました。そのため今では、「クール内での話題性」「配信の再生数・コメント数」などで1位の作品も、広く「覇権アニメ」と呼ばれるようになっています。言葉だけが一人歩きし、基準はゆるやかになっているのが現状です。
関連する言葉
覇権アニメになれば、当然その作品を履修する人が急増し、関連グッズなどの供給も一気に増えます。話題が話題を呼ぶ、アニメ文化の中心にある言葉です。