プロレスの「ヒール」「ベビーフェイス」とは?意味・ターンを解説
プロレスの興行を盛り上げる、正義と悪の対決。その主役が 「ベビーフェイス」 と 「ヒール」 です。
それぞれの意味
- ベビーフェイス(善玉):ストーリー上の“正義”を演じるレスラー。観客の声援を受ける、ヒーロー的存在
- ヒール(悪役):“悪”を演じ、観客を怒らせる立場のレスラー。反則やラフファイトで、憎まれ役を務める
「ベビー」「ヒール」と略して呼ばれることもあります。
ヒールの“仕事”
ヒールは、あえて嫌われることが役目。反則の多用、凶器の使用、レフェリーへの暴行、挑発。観客をイラッとさせる行為で、試合を盛り上げます。憎まれれば憎まれるほど、対するベビーフェイスの活躍が輝く、という仕組みです。悪役は、いわば“名脇役”なのです。
由来(勧善懲悪)
このシステムが生まれたのは、1920年代のアメリカのレスリング・ショー。「正義 対 悪」という勧善懲悪の構図が、興行を盛り上げるのに必要だと考えられ、ベビーフェイスとヒールが同時に生まれました。
「ヒールターン」「ベビーターン」
面白いのが、立場が入れ替わること。
- ヒールターン:善玉が、悪役に転向すること
- ベビーターン(フェイスターン):悪役が、善玉に転向すること
このどんでん返しは、ファンを大いに沸かせる名場面になります。
関連する言葉
役どころを形づくるギミックや、抗争の筋書きアングルと一体で機能します。善悪の攻防が噛み合えば、塩試合とは真逆の名勝負が生まれます。