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「アイムジャパニーズ」とは?元ネタは川崎宗則、村上宗隆が2026年に継承

アイムジャパニーズ(I'm Japanese)(あいむじゃぱにーず) ・ 2026年9月27日 公開

「アイムジャパニーズ」は、日本人選手がインタビューで勢いよく「I’m Japanese!」と名乗る、野球界の定番ギャグです。

元ネタは2013年、ブルージェイズにいた川崎宗則のヒーローインタビュー。英語が出てこなくて叫んだ一言が、13年たった今もホワイトソックスのロッカールームで使われています。

「アイムジャパニーズ」とは?

意味はそのまま「私は日本人です」。ただ、ミームとしての中身は自己紹介ではありません。

英語で何か言わなきゃいけない場面で、言葉が詰まった末に全力で国籍だけ名乗る。質問の答えにはなっていないのに、なぜか場が盛り上がる。この落差が笑いのツボです。

表記は3通りあります。英語の記録では “I am Japaneeeeese”、川崎本人の回想では「アイムジャパニーズ」、村上宗隆のXでは「アイアムジャパニーズ」。どれも同じ一言を指しています。

元ネタは2013年の川崎宗則

2013年5月26日、ブルージェイズ対オリオールズ戦。川崎が9回にサヨナラの二塁打を打ち、チームは7-6で勝ちました。

試合後、地元局Sportsnetのアラシュ・マダニ記者がマイクを向けます。川崎の第一声は、MLB.comの記録ではこうでした(MLB.com)。

“My name is Munenori Kawasaki, I come from Japan, I am Japaneeeeese.”

そのあとはポケットから英語のフレーズ帳を出して読み上げ、最後はチームメートにパイを顔に当てられ、ゲータレードを浴びて終わっています。

MLB公式が残している当日の映像です。叫んだ瞬間の本人の顔と、背後で笑っているチームメートまで含めてひとつのネタになっています。

英語が出なかっただけだった

川崎は2024年、BS Japanextの番組『ダグアウト!!!』のYouTube動画でこの場面を振り返っています(マイナビニュース)。

本来インタビューを受けるのはキャプテンのデローサの予定で、そのデローサに「カワ! お前だ!」と振られて自分に回ってきた。「英語が出てこない!」となって、出てきたのが「アイムジャパニーズ!」だったそうです。狙ったギャグではなく、ほぼ事故でした。

年間表彰まで取った

このインタビューはアメリカでもウケました。2013年12月、MLBの年間表彰 GIBBY Award で、MLB.comのネタ系コーナー Cut 4 の「Topic of the Year」に選ばれています(同じくMLB.com)。

川崎はほかにも “monkeys never cramp”(サルは足がつらない)や “Bush party! Let’s go!” といった迷言をカナダのメディアに残していて、ブルージェイズ時代は英語インタビューそのものが名物でした(Yahoo Canada)。

村上宗隆が2026年に使った

13年後の2026年9月、この一言を大舞台で使ったのがホワイトソックスの村上宗隆です。

現地9月24日、ロイヤルズに9-1で勝ってポストシーズン進出を決めたあとのシャンパンファイト中、地元局Chicago Sports Networkのインタビューに英語で「I AM JAPANESE!」と叫びました(MLB.com)。

翌日、村上は自分のXで元ネタを明かしています。

投稿によると、アイアムジャパニーズは「ホワイトソックス内外(他のチーム知らないけど多分)どの球団ねわも有名」で、「毎日のようにみんなが笑って使ってます🤣」とのこと。最後には「@川崎宗則」と本人へのメンションを添えていました。

さらに現地9月25日のロッキーズ戦では、34号・35号を打って6-1の勝利。そのヒーローインタビューでも「I’m Japanese, too!」と繰り返し、日本語で「川崎さんのやつやから」と話しています(スポニチ)。

MLB公式がまとめた村上のオマージュの場面です。シャンパンファイト当日の様子や、ホワイトソックスが2021年以来5年ぶりにポストシーズンへ進むまでの流れ(スポーツ報知)は、ニュース記事の村上宗隆「アイアムジャパニーズ」の元ネタは2013年の川崎宗則で詳しく書いています。

なぜ定番になったのか

理由はだいたい3つに分けられます。

  • 英語が詰まった末に、いちばん簡単な自己紹介を全力で叫ぶという落差
  • 本人だけでなく、チームメートのパイやゲータレード込みで絵になる
  • 真似するのが簡単で、日本人選手なら誰でも使える

村上のXを信じるなら、少なくともホワイトソックスのロッカールームでは今も日常的に使われています。他の球団でどれだけ使われているかは本人も「多分」と書いているので、ここは話半分で。

使い方・例文

基本は「英語で何か言わなきゃいけないのに言葉が出ない」場面で使います。

  • 海外旅行で店員に早口の英語で話しかけられて「……アイムジャパニーズ」
  • 英語の授業で当てられて、答えが出ないまま「アイムジャパニーズ!」
  • 留学先の自己紹介で緊張しすぎて、名前と国籍しか言えなかった自分を振り返って
  • 村上の真似で、何かを成し遂げたあとに「I’m Japanese, too!」

自分がテンパったときの自虐として使うのがいちばん自然です。外国の人をからかう言葉ではないので、そこは取り違えないように。

関連する言葉

名前が似ていて混同されやすいのが、厚切りジェイソンの決め台詞「Why Japanese people!?」です。検索では「アイムジャパニーズピーポー」のように混ざった形も見かけますが、こちらはアメリカ出身の芸人が日本語にツッコむネタで、アイムジャパニーズとは別物です。

メジャーの日本人選手のちょっとした珍場面なら、ニュース記事の千賀滉大がメジャー初セーブ、記念球は新人のミスでスタンドへ消えるもあわせてどうぞ。

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