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「草」「草生える」とは?意味・元ネタ(wwwの由来)・使い方を解説

草(くさ)(くさ) ・ 2026年7月2日 公開

ネットのコメント欄で、ただ一文字「草」とだけ書かれた返信を見て、戸惑ったことはありませんか。実はこれ、植物のことでも、疲れて「くさ…」とこぼしているのでもありません。笑いを表す、今やすっかり定番のネットスラングです。

「草」とは?

「草」は、面白い・笑えるという気持ちを表す言葉です。「その展開は草」「まさかの結末で草」のように使い、単体で「草」とだけ返せば「(笑った)」というリアクションになります。動詞的に「草生える(=笑える)」「草生やす(=笑う)」とも言います。

笑いの大きさによって段階があるのも特徴で、軽い笑いなら「草」、大笑いなら「大草原」「草不可避(=笑わずにはいられない)」。逆に、笑えないほど悲惨な状況を「草も生えない」と表現することもあります。

元ネタ・由来(なぜ「草」で笑い?)

ルーツをたどると、文末につける「(笑)」にいきつきます。これが簡略化されて「(warai)」「(w」と書かれるようになり、やがてカッコも取れて「w」一文字に。大きく笑うときには「wwww」と重ねて打つようになりました。

そして、この wwwww が並んだ見た目が、草がぼうぼうと生い茂った草原のように見えることから、「w=草」という発想が生まれます。「wを生やす」感覚で「草生える」、さらに縮めて「草」だけで笑いを表すようになりました。もともとは2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)やニコニコ動画などで使われていた表現でしたが、2016年ごろからX(旧Twitter)などのSNSで一気に広まり、ネットに詳しくない層にも浸透しました。

使い方・例文

  • 「ペット申請で子猫の体重が650kgになってて草」
  • 「電話で伝えた体温が高すぎて医者に“もう死んでる”って言われたの草生える」
  • 「予想の斜め上すぎて大草原」

実際、ネットには思わず「草」と打ちたくなる出来事があふれています。たとえばペット可物件の申請で子猫が“650kgの巨大生物”になってしまった話や、体温を華氏に換算し間違えて医師に「もう死んでいる」と宣告された話などは、まさに草不可避の案件でしょう。

派生・関連表現

  • w/w:草の“素”。全角の「w」が使われることも多い
  • 草生やすな:笑わせるな、の意
  • 大草原/草不可避:特に強く笑ったとき
  • 草も生えない:ひどすぎて笑えない

一文字で笑いのニュアンスまで伝えられる「草」は、日本語ネットスラングの中でもとりわけ完成度の高い一語。見かけたら「あ、笑ってるんだな」と受け取ればOKです。