「めっちゃ8歳」とは?元ネタはガキ使の8歳コンテスト、「55歳」など判定一覧
「めっちゃ8歳」は、大人が子どもみたいにはしゃいだときに飛ぶ掛け声です。元ネタは『ガキの使い』の「8歳コンテスト」で、ナレーションが出していた判定コールです。
「めっちゃ8歳」とは?
大人の子どもっぽい言動を、褒めたり茶化したりするときの言い方です。全力でおもちゃにはしゃぐ、拗ねて黙り込む、負けて床に転がる。そういう場面に「めっちゃ8歳」と添えます。
もとは番組内の判定コールだったので、ネットでは「めっちゃ8歳!」と叫ぶ切り抜きの音声そのものが出回っています。検索候補にも「ミーム」「元ネタ」「音源」「ボタン」が並びます。効果音ボタンや音源として使われているようですが、TikTok などでの広がりはまだ小さく、爆発的に流行ったというほどではありません。
元ネタ・由来
企画のルールは単純で、大人の芸人が8歳の子どもになりきり、その「8歳らしさ」を判定される、というものです。判定を下すのは松本人志で、そのたびにナレーションがコールを入れます。
ちゃんとした大人が真顔で8歳を演じるので、その時点でおかしい。そこに「おっさん!」のような容赦ないダメ出しが飛んでくるのが、この企画の笑いどころでした。
優勝は月亭方正。ご褒美は「トラトラ君と一緒に踊ろう」で、その後にまた3歳タイムが入ったとされます。
判定コール一覧
プラスの判定は3段階あります。8歳らしいほど言葉が大きくなる仕組みです。
「めっちゃ8歳」は、この2段目の「めっちゃ8っさーい!」が元になっています。
マイナス側は、「おっさん!」のほかに「55歳」「63歳」のような、8歳から遠い年齢で突き放すコールが目立ちます。「ビジネス8歳」「くっさい」といった変化球もありました。
視聴者のあいだでは「56歳」というコールもあったという声がありますが、放送当時のレポートに出てくるのは「55歳」と「63歳」で、「56歳」は確認できていません。
前身は「ええ子」
この形式には前身があります。2012年の「ガキ使レギュラー争奪 ええ子率グランプリ」です。ほぼ同じ作りで、コールは「ええ子」「めっちゃええ子!」「ものごっつええ子!!」でした。
つまり「めっちゃ〜」「ものごっつ〜」の段階分けは、この企画から続く型です。8歳コンテストは、その第2弾にあたる位置づけだと評されています。
その後の広がり
2022年3月27日放送の「コンテストシリーズ傑作選」で、8歳コンテストはふたたび取り上げられました。2023年3月19日の「大男コンテスト」を伝える記事では、「8歳なりきりコンテスト」「大型犬コンテスト」に続くなりきりシリーズとして名前が出ています。
ネットでは、2021年10月に YouTuber の CCC が「【めっちゃ8歳】8歳コンテストが面白過ぎたww」という動画を上げました。2023年8月にはXで、切り抜きで見かける「めっちゃ8歳!」が8歳コンテスト由来だと気づいた投稿に、446件のいいねがついています。
いつごろから流行語のように使われ始めたのか、きっかけの投稿が何だったのかは、はっきりしていません。ただ、番組の外で別の意味を持つようになったわけではなく、いまも使われているのは元の判定コールの延長です。
使い方・例文
使い方は2通りあります。ひとつは、大人のはしゃぎっぷりを褒める「めっちゃ8歳」。もうひとつは、本家の判定を真似てプラスとマイナスを言い分ける使い方です。
- 「たこ焼き器の前で全員テンション上がってて、めっちゃ8歳」
- 「勝てないと分かった瞬間に床で転がり始めた。ものごっつ8っさーい」
- 「会議で急に落ち着き払ってて、55歳」
- 「出張の報告まで楽しそうにやってる。ビジネス8歳」
マイナス判定は、本気で言うと失礼になることがあるので、ふざけ合える間柄で使うのが無難です。
関連する言葉
同じくダウンタウンの番組が出どころの言い回しに、良かったこの距離で、最後の餃子かがあります。ガキ使で松本人志が答えた架空の動物の名前が独り歩きしたクイヤも、番組の一場面がネットに流れて育ったという点で近い例です。
放送日と出場者などは TheTVDB のエピソード情報、優勝者とご褒美は放送レポートのブログ、判定コールとナレーションの声、「ええ子」との関係は別のブログ記事、後年の言及はお笑いナタリーを参考にしました。