「何を四天王」の元ネタはヒカキンのモンスト10連、正体は「何をしてんの」
「何を四天王」は、ヒカキンのガチャ実況で叫ばれた「何をしてんの!?」が、「何を四天王」に聞こえるという空耳ネタです。叫び声の素材としてニコニコ動画やYouTubeに出回っています。
「何を四天王」とは?
元の台詞は「何をしてんの」です。勢いよく叫んでいるので、「してんの」の部分が「四天王(してんのう)」に聞こえます。それで通称が「何を四天王」になりました。
「何を四天王」と打っても、中身は漢字の辞典サイトに出てくる四天王の話ではありません。仏教の守護神の話ではなく、1本の動画の叫び声のことです。
空耳の一種ですが、よくある曲の歌詞の聞き間違いではありません。ゲーム実況中の叫び声が、そのまま素材になっているのが特徴です。
元ネタ・由来
元ネタは、2014年6月18日にHikakinGamesが投稿した「【モンスト】今度こそいでよアリス!獣神祭金卵確定10連やってみた!【ヒカキンゲームズ】」です。スマホゲーム「モンスターストライク」のガチャ実況動画で、2分9秒あたりに叫びが入っています。
2026年10月時点の再生回数は267万回以上です。
10連の結果が思ったようにならず、画面を見て思わず叫んだ場面とされています。タイトルからは「アリス」を狙っていたことが分かりますが、狙いのキャラが出たのかどうかは、この記事では確認できていません。
2023年ごろから素材として広まった
この叫びが素材として目立ち始めたのは、2023年ごろからとみられます。ヒカキンの動画を切り貼りした音MADやネタ動画の界隈、いわゆるヒカマニで定番の素材になりました。
2023年9月にはYahoo!知恵袋に、「何を四天王」の意味と、なぜそんなに流行っているのかを尋ねる質問が立っています。質問に「流行っている」とあるので、2023年の秋には言葉が出回っていたようです。
ただ、ヒカマニがいつ始まったのか、誰が最初に「四天王」と呼んだのかについては、確定的な記録は残っていません。
その後の動画にも同じ叫びが入っている
面白いのは、ヒカキン本人が後の動画でも同じ叫びを出していることです。素材をまとめた比較動画「【ヒカマニ素材】「何を四天王?」2014 Ver./2023 Ver./2024 Ver.」(輝夜・2024年8月4日投稿)の概要欄には、「何を四天王10周年だ、おめでたい」の一言とともに元動画が3本挙げられています。
- 2014年のモンスト10連(上の動画、2分9秒あたり)
- 2023年7月16日の「【モンスト】ガチャ35連でルシファー当てて艦隊作るぞ!」(約145万回再生、6分40秒あたり)
- 2024年の「【ヒカクラ2】Part163」(約272万回再生、21分15秒あたり)
本人がネタを意識して言い直したのかどうかは分かりません。事実として、10年たってもガチャで外したときの反応が同じ叫びだった、ということです。
なぜ広まったのか
理由は、素材として使いやすかったことだとみられます。
- 叫び声が短くて、聞いた瞬間に分かるインパクトがある
- 「何をしてんの」が「四天王」に聞こえるという、空耳のオチがある
- 切り抜いて音MADや動画の効果音に差し込むだけで使える
実際に、効果音ボタンの投稿サイトMyinstantsには「何を四天王」のボタンがあり、再生回数は10万回を超えています。ニコニコ動画には「何を四天王!?」のタグもあり、音MADなどの素材として使われています。
使い方・例文
使いどころは、期待していた結果が外れて思わず声が出る場面です。ガチャの爆死、テスト結果、予想外の請求額など、軽い絶望のときに向いています。
- 10連で全部星3だったときに「何を四天王」
- 友達のスクショにひどいオチがあったときに「何を四天王」
- 動画の編集で、ショックを受けた場面に叫び声の素材を差し込む
「何をしてんの」の部分は、相手の行動へのツッコミとしても使えます。
関連する言葉
- 空耳(聞こえた音を別の言葉に当てはめて楽しむ遊び)
- 音MAD(既存の映像や音声を切り貼りして作る動画文化)
- ブンブンハローYouTube(ヒカキンのあいさつとして定着した決め台詞)
- 開示だな(同じくヒカキンの生配信から広まったツッコミ)
- うおw(ヒカキンが2014年に「うおw」だけの返信を投げていた言葉)
- 僕はただ自分が好きなことを全身全霊で楽しんでいるだけですよ(ヒカマニで素材にされる別の台詞)
ヒカキンの最近の話題は、カレーみそきんのセブン争奪戦や、ONICHA第2弾のコーン茶の記事でも扱っています。