「ネット弁慶」とは?意味・由来(内弁慶のもじり)を解説
画面の向こうでは、あんなに強気で堂々としていた。ネットとリアルで態度が大きく変わる人を指すのが 「ネット弁慶」 です。
「ネット弁慶」とは?
「ネット弁慶」は、ネット上(掲示板・SNSなど)では強気で威勢がいいのに、現実世界ではおとなしく気が小さい人を指すネットスラングです。
匿名性を盾にして大胆な発言や攻撃的な物言いをする一方、対面では急に無口・弱気になるという“ギャップ”を皮肉った言葉。基本的には、からかいや批判のニュアンスを含みます。
由来(内弁慶のもじり)
「ネット弁慶」は、「内弁慶(うちべんけい)」をもじった言葉です。「内弁慶」は、家の中では威張っているのに、外ではおとなしくなる人のこと。「内(家の中)」と、強い者の代名詞「武蔵坊弁慶」を組み合わせた言葉です。
この「内」を「ネット」に置き換えたのが「ネット弁慶」。「ネットでは強いが、リアルでは弱い」という構図をうまく言い当てています。検索データ上は2010年ごろから見られるようになった、比較的新しい言い回しです。
使い方・例文
- 「リプでは強気なのに、会うと借りてきた猫。ネット弁慶か」
- 「ネット弁慶にならないよう、言葉は選びたい」
- 「匿名だと気が大きくなる、自分もネット弁慶気味かも」
関連する言葉
匿名をいいことに攻撃的にふるまう点では、荒らしとも地続きの心理。相手より優位に立とうとマウントを取りたがる態度も、ネット弁慶にありがちな振る舞いのひとつです。