「にわか」とは?意味・由来・「古参」との違いをわかりやすく解説
「にわかのくせに」。ファンコミュニティで、ときにトゲとともに使われる 「にわか」。その意味と、使うときの注意点を解説します。
「にわか」とは?
ネットスラングとしての「にわか」は、最近になって急にファンになったばかりで、知識や年季が浅い一過性のファンを指します。「にわかファン」の略として使われ、「にわか仕込み(急ごしらえ)の知識しかない」というニュアンスがあります。古くからのファンが、新しいファンを見下す形で使うこともある言葉です。
由来(にわか雨・俄狂言)
「にわか」は漢字で 「俄」 と書き、「急に」「突然」「一時的に」という意味を持つ古い言葉です。天気予報の 「にわか雨」(急に降り出してすぐ止む雨)でおなじみですね。語源は、江戸時代の即興芝居「俄狂言(にわかきょうげん)」だといわれています。“急に湧いて、すぐ去る”というイメージが、一過性のファンにぴったり重なったわけです。ちなみに「にわかファン」という言葉が広く知られたのは、2019年のラグビーワールドカップがきっかけ、という説もあります。
「古参」との対比
にわかの対義語は、古参(昔からのファン)です。
- にわか:最近ファンになった、知識の浅い人
- 古参:昔から長く応援している人
使うときの注意
「にわか」は相手を見下すニュアンスを含むため、人に向けて使うと角が立ちます。とはいえ、新しくファンになること自体は素晴らしいこと。誰もが最初は“にわか”だったわけで、応援歴の長さで優劣をつけるのは考えもの。古参マウントが嫌われるのと、根は同じです。
関連する言葉
やってもいないのに知ったかぶるエアプや、本気で取り組むガチ勢とあわせて、“詳しさ・本気度”をめぐる言葉として押さえておくと、ファン界隈の会話がよく見えてきます。