「しれっと」とは?意味・使い方(平然と・素知らぬ顔で)を解説
本当は気まずいはずなのに、まるで何もなかったかのような涼しい顔。その“動じなさ”を表すのが 「しれっと」 です。
「しれっと」とは?
「しれっと」は、何かがあっても平然としている、素知らぬ顔で自然に振る舞う様子を表す副詞。「けろっとしている」「悪びれない」といったニュアンスを含みます。
とくに、「本当は少し気まずい・後ろめたい状況なのに、悪びれずさらっと振る舞う」ときによく使われます。「しれっと嘘をつく」「しれっと戻ってくる」のように、少し呆れ・ツッコミの気持ちを込めて使われることが多い言葉です。
由来
「しれっと」の「しれっ」は、「愚かになる・ぼんやりする」などの意味を持つ古語「痴る(しる)」が変化したもの、と考えられています(「痴れっと」と当て字することもあります)。ほかに、旧海軍の俗語だったという説もあります。
いずれにせよ、「動じず、けろっとしている」という様子を表す擬態語的な言葉として定着しました。
使い方・例文
- 「大遅刻したのに、しれっと席についてて笑った」
- 「しれっと値上げされてて、危うく気づかないところだった」
- 「気まずいはずなのに、しれっと話しかけてくる強メンタル」
関連する言葉
気まずさから逃げてしまうばっくれるとは対照的に、「しれっと」は逃げずに“平然とその場にいる”のがポイント。悪びれずに堂々とサボるような場面でも、「しれっとサボる」とよく使われます。