「それはそう」とは?意味・使い方(ネットの相槌)を解説
会話やコメント欄で、すっと差し込まれる「それはそう」。強く同意しているようで、実はちょっと引いている。そんな絶妙な距離感の相槌が 「それはそう」 です。
「それはそう」とは?
「それはそう」は、相手の言い分のうち“その部分”は認めるけれど、全体に手放しで同意しているわけではない、という微妙なニュアンスの相槌です。肯定しているのはあくまで「それ」に当たる一部分だけ、という限定つきの同意。
もう一つの使い方が、「いや、それは当たり前でしょ」というツッコミ。分かりきったことをわざわざ言われたときに、「(そりゃ)それはそう」と軽く受け流すニュアンスです。強く反論するでもなく、全力で賛成するでもない。この“ちょうど中間”の温度感が、多くの人に使いやすいと受け入れられました。
由来・使い方
「それはそうだけど…」「それはそうと…」といった言い回しが、結びの部分だけ切り取られて広まったものと考えられています。ネット上では、2019年ごろのライブ配信のコメント欄あたりから見られるようになり、そこから5ちゃんねるやXなど、議論や雑談の場に広く浸透しました。特定の元ネタというより、ネット文化のなかで自然発生的に定着したフレーズです。
とくに、配信者がまともな正論を言っているのに、画面の状況やコメントがカオスというギャップの場面で、リスナーが「それはそう」とツッコミ半分で流す、という使われ方が定番です。
使い方・例文
- 「努力は大事、まあそれはそう」
- 「『寝ないと眠い』それはそう」
- 「正論すぎて、それはそうとしか言えない」
関連する言葉
強い共感を示すそれなが“全面同意”だとすれば、「それはそう」は“部分同意+軽いツッコミ”。似ているようで温度差があります。呆れや笑いをまとめて流す草とも、ネットの会話をなめらかにする相槌の仲間です。