「テンパる」とは?意味・由来(麻雀の聴牌)をわかりやすく解説
やることが一気に押し寄せて、頭の中がぐちゃぐちゃ。締め切り前や本番前に、つい陥ってしまうあの状態が 「テンパる」 です。
「テンパる」とは?
今の「テンパる」は、焦って余裕をなくす・パニックになる・頭が真っ白になるという意味で使われます。時間や状況に追われて、冷静でいられなくなる場面で「テンパってきた」と表現します。
由来(麻雀の「聴牌」)と、意味の逆転
もともとは 麻雀用語。あと1枚そろえばアガれる、という“準備が整った”状態を 「聴牌(テンパイ)」と言い、これに「〜る」を付けて動詞にしたのが「テンパる」です。
面白いのは、本来はポジティブな意味だったこと。「準備が整った」「あと一歩で完成」という前向きなニュアンスだったのが、時代とともに変化し、いまでは真逆の「焦る・いっぱいいっぱい」という意味で使われるようになりました。ちなみに「リーチ」「安牌(あんぱい)」なども、同じく麻雀から日常に溶け込んだ言葉です。
使い方・例文
- 「初対面で緊張して完全にテンパった」
- 「注文が一気に来て、レジでテンパる」
- 「テンパると余計にミスするから、まず深呼吸」
関連する言葉
情報や状況を処理しきれず頭が混乱する感覚は、バグる(頭がバグる)とも近い表現。追い詰められて余裕がなくなる、あの精神的なつらさはしんどいのひとことにも通じます。