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「ボケて」終了はなぜ?理由はコードの老朽化とサーバー代

写真で一言「ボケて」が、9月30日の20時で投稿サービスを終えた。理由は大きく3つで、いちばん重かったのはコードの老朽化だ。

2008年にWebで始まって、2012年にアプリになった。投稿されたボケは、運営の発表で1億を超える。中学や高校のころ、休み時間にスマホで回し読みしていた人も多いと思う。

最後の告知は当日の午後

公式Xは30日の15時すぎ、「本日20時に投稿サービスを終了します」と告げた。添えられた4枚の画像は、星を1万以上集めたボケの職人ランキング「1万★超えボケ TOP100」だ。

終了そのものは7月15日に発表済みだった。そこから2か月半かけて、少しずつ畳んでいった流れになる。

理由1はコードの老朽化

運営の公式お知らせブログは、終了の経緯を3つに分けて書いている。1つ目がコードの老朽化だ。

ボケては18年間、書き足され続けてきたサービスだという。メンテナンスに大きなコストがかかるようになり、障害が起きたときの復旧も難しくなった。

動かしながら作り直すのは現実的でない、と運営は判断した。そこで「稼働している間に」終了を決めたと説明している。壊れて止まる前に自分たちで幕を引いた、ということになる。

理由2はサーバー代

2つ目はサーバー費用の高騰で、ここは短い。

昨今の円安の影響もあり、サービスを支えるインフラの維持が、年々難しくなっていました。

FAQでも、主な理由の1つとして同じくサーバー費用の高騰が挙がっている。

理由3は投稿規制の難しさ

3つ目は少し意外な理由だった。2008年当時は「みんなが面白いボケに星をつけてくれる」という前提で、ランキングと評価の仕組みを作ったという。

ところが、不適切なお題の投稿や仕組みの悪用が年々増えた。自由に投稿できることと規制することのバランスが取れなくなっていた、と運営は書いている。

FAQではもう少し踏み込んで、評価とランキングの悪用には「現行システムでは根本的な対処ができなかった」としている。理由1の古いコードと、ここでつながっている。

TOP100の1位は大人店長

最終日に出たランキングも見ておきたい。1位は大人店長で、星1万超えのボケが56本ある。代表作は「はい!みなさんが静かになるまでに先生ここまで退化しました」だ。

1本あたりの最高記録で見ると、順位はまた変わる。表の中でいちばん星が多いのは47位のMTで、124,659。代表ボケは「新聞で叩かれる」の一言だ。

100位の超関西人2は、1万超えこそ5本だが最高は120,770ある。「来い!鼻セレブの時間だ!」は、見覚えがある人もいるかもしれない。

Webはどうなるか

bokete.jp は閉鎖ではなく、10月中旬から閲覧用のサイトになる予定だ。10月1日から15日までは、終了の案内ページになっている。

残る範囲の書き方は、7月から少し変わった。7月のお知らせでは「Flickrお題の殿堂入りボケ閲覧専用サイト」になる予定とあった。いまのbokete.jpは「これまで残してきたボケの一部を、しばらく見られる予定」という表現だ。

自分のボケが残るかどうかは、FAQでも「準備中」のまま。一括ダウンロード機能は用意されず、残したい人にはスクリーンショットでの保存が案内されていた。

Androidで有料の「ボケてサポーターズ」を使っていた人は、FAQの注意書きも見ておきたい。自分で解約手続きが必要で、アプリを消しても解約にはならないと書かれている。

公式のX、Instagram、Facebook、Threadsは引き続き運営される予定だ。

「来年あたり」に作り直したい

お知らせの最後に、運営はこう書いている。

「写真で一言」という遊びの面白さは、これからも変わらないと信じています。早ければ来年あたりに、新しいボケてをまた一からつくれたらいいな、と考えています。

あくまで「つくれたらいいな」で、復活が決まったわけではない。ただ理由1のとおり古いコードが足かせだったなら、一から作り直すという話の筋は通っている。

サービス終了の話では、子ども向けポータルのYahoo!きっずの終了や、LINEのバースデーカードが見られなくなった件もあった。ボケての沿革はWikipediaにもまとまっている。

18年分のボケの一部は、10月中旬からまたWebで見られる予定だ。好きだったボケがあったら、閲覧用サイトが開いたときに探してみてほしい。

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