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「Yahoo!きっず」が終了へ、昔のゲームは2020年に消えていた

「Yahoo!きっず」が2026年12月4日で終わる。ただ、小学校のパソコン室で遊んだあのゲームたちは、実は6年前にもう消えていた。

LINEヤフーは9月28日、子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」のサービス終了を公式に発表した。

終了日は12月4日

LINEヤフーの発表はこう始まる。

LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」のサービスを2026年12月4日(金)をもって終了することをお知らせいたします。

Yahoo!きっずの中にも、子ども向けと大人向けで2種類のお知らせが出た。

子ども向けのお知らせには「12月3日までは、いつもどおり使うことができます。」とある。つまり実際に触れる最後の日は12月3日だ。

11月には「Yahoo!きっずの思い出を振り返る特別ページ」を公開する予定もあわせて告知された。

懐かしのトップページが流れてきた

発表のあと、昔のサイトの画面を集めて紹介するアカウント「古のインターネット」が、終了のお知らせ画面と歴代のトップページを並べて投稿した。

並んでいるのは1998年ごろ、2005年、2012年のトップページ。1998年版はまだアイコンだけだが、2005年版からはマスコットのちょボットが顔を出している。ちょボット、ピョコたん、スナギモさんはサンリオと共同で作られたキャラクターだ。

開設は1997年11月。いまの20代が小学生だったころにはもう、学校のパソコンを開けばとりあえずここ、という場所になっていた。

昔のゲームは2020年に消えていた

終わる前にもう一回あのゲームをやりたい、と思った人には残念なお知らせがある。あのへんのゲームは今回の終了を待たず、とっくに遊べなくなっている。

きっかけはAdobeのFlashだ。Yahoo!きっずは2019年7月3日の時点で、Flashを使ったゲームの配信を終えると予告していた。

理由は、2020年末にFlashの開発と提供が終わると発表されたこと。別の方法で遊べるようにできないか検討したものの、それはとても難しかったと説明している。

実際に配信が止まったのは、予告どおり2020年12月16日(水)の16時ごろ。当日のお知らせが今も残っている。

このとき消えたゲームの中に、いまも「プニキ」の愛称で語られる『くまのプーさんのホームランダービー!』が入っていた。後半のステージの鬼畜な球に泣かされた記憶がある人もいると思う。

Flashを使っていない15本は残った

2020年の配信終了は全部ではなかった。Flashを使っていないゲームは、そのあとも遊べると明記されていた。

残ると案内されたのは次の15本。

  • アナと雪の女王 スライドパズルゲーム
  • リロ アンド スティッチ スライドパズルゲーム
  • ディズニーキャラクター 絵合わせゲーム ミッキー&フレンズ
  • プレーンズ スライドパズルゲーム
  • ディズニーキャラクター 絵合わせゲーム くまのプーさん
  • ママモコモ 点つなぎゲーム
  • ハローキティのシールであそぼう!
  • タッチdeイングリッシュ:ベン10
  • タッチdeイングリッシュ:パワーパフ ガールズ
  • ポケモンかくれんぼ
  • スターハンティング
  • いかたたき
  • ちょボットと仲間たちのめくってリバーシ
  • ちょボットのフリースロー
  • ペグソリティア

プーさんは絵合わせゲームのほうが生き残った。ホームランダービーはFlashだったので、同じプーさんでも運命が分かれている。

いま遊べるゲームは10本

そこから6年たって、現在のゲーム一覧に並ぶのは10本まで減っている。

しりタイピング、ママモコモの点つなぎ、ハローキティのシール、タッチdeイングリッシュの2本、スターハンティング、いかたたき、めくってリバーシ、フリースロー、ペグソリティアという顔ぶれだ。

ディズニーとポケモンのゲームは、いまの一覧には見当たらない。

「AIでゲームつくりエイター」というコーナーもあったが、こちらは2026年8月31日で先に終了した。今回の発表の約1か月前のことだ。

終わる理由はネット環境の変化

LINEヤフーの発表文は「1997年のサービス開始以来、27年間にわたり」とお礼を述べている。

終了の理由については、保護者向けのお知らせに次のように書かれている。

Yahoo!きっずの終了は、子どもたちのインターネット利用環境の変化を踏まえ、LINEヤフーが取り組む青少年保護やリテラシー教育について、その提供方法を見直したことによるものです。

発表文では、GIGAスクール構想の1人1台端末、スマホ、SNS、動画、生成AIと、子どものネット環境が広がったことに触れている。

パソコンで安全に検索するためのポータルとしてやってきたが、守るべき場面が検索の外にも広がったので支援の形を見直す、という説明だ。情報モラル教育やネットトラブル対策の支援は、ポータルの形をやめたあとも続けるとしている。

最後に一回のぞいておく

プニキにはもう会えないけれど、いかたたきやペグソリティアは12月3日まで遊べる。

11月の特別ページで昔の画面がどこまで出てくるかも気になるところ。小学生のころの自分がブックマークしていた場所に、最後に一回だけ寄っておくのもいいと思う。

同じく「思い出の場所」が閉じる話としては、ポケモンバンクの終了や『レスレリアーナのアトリエ』のサービス終了もあわせてどうぞ。

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