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絵文字だけの「ネタバレ無しちいかわ映画ストーリー」が15万いいね、屋台のごちそうが歌詞の順番どおりだった

2026年8月28日 ・ トレンド「ちいかわ 映画 絵文字 あらすじ ネタバレ無しちいかわ映画ストーリー 人魚の島のひみつ 島のうた 屋台」より

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』のストーリーを、絵文字だけで書いた投稿が伸びています。タイトルは「ネタバレ無しちいかわ映画ストーリー」。本文に日本語は1文字もありません。

いいねは15万を超えました。観た人が読むと最初から最後まで筋が追えてしまうのに、観ていない人が見ても絵文字の行列でしかない。「ネタバレ無し」を名乗れているのはそのためです。ネタバレというのは説明されて初めて成立するもので、記号だけ置かれても意味が復元できない。よくできた抜け道だと思います。

冒頭の食べ物の並びが「島のうた」と一致している

いちばん感心したのがここです。序盤に食べ物の絵文字が7つ続くのですが、これが劇中歌「島のうた」、いわゆる屋台の歌に出てくるメニューと同じ並びになっています。

  • ☁ わたあめ
  • 🍺 ビール
  • 🥔 じゃがバター
  • 🐙 たこやき
  • 🍲 すきやき
  • 🌮 ケバブ
  • 🍝 てりてりソースの焼きそば

歌のとおりです。わたあめを☁で置いているのが一番きれいで、たこやきの🐙とケバブの🌮も、それ以外に読みようがない。この7つは頭文字をつなぐと別の言葉が出てくることでも知られていて、そちらは「屋台の歌」の縦読みをまとめた記事に書きました。

その前後も、公式のあらすじで公開されている範囲と噛み合っています。チラシが貼られ、船に乗り、島に着いて、ごちそうが並ぶ。ここまでは映画の公式サイトを読んだ人なら誰でも追えます。

読めなくなるのは後半から

問題は後半です。ある絵文字が繰り返し出てくるあたりから、観ていない人には急に手がかりがなくなります。ここを解説してしまうと本当のネタバレになるので書きませんが、観た人のあいだでは「全部合ってる」で通じている状態です。

締めも変わっていて、最後の数行だけは文章として横に読ませるのをやめ、絵文字を縦に組んで一枚の絵にしてあります。あらすじを書いていたはずが、途中から詩の形になっている。この落とし方に気づくのも、観た人だけです。

100億円を超えた作品だから成立する遊び

そもそもこの遊びは、読み手の側に「観た人」が大量にいないと成り立ちません。

映画ちいかわは2026年7月24日公開。公開3日間で興行収入22億4033万円、20日で80.7億円・563万人、24日で92.8億円・645万人と積み上げて、8月23日に公式Xが興行収入100億円突破を発表しました。原作はナガノがXで発表してきた漫画で、映画化されたのは長編の通称セイレーン編です。

観客が600万人を超えていれば、絵文字を並べただけで「わかる人」がタイムラインに大量にいる。ちいかわの映画は考察やネタバレの扱いがずっと話題になってきた作品でもあるので、「読めるけどネタバレではない」という形式そのものが刺さったのだと思います。

まだ観ていない人は、解読したくなっても先に劇場へ行ったほうがよさそうです。作品情報は映画.comのページにまとまっています。

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